公開日: 更新日:

あなたに最適な歯ブラシはどれ?替え時はいつ?

あなたに最適な歯ブラシはどれ?替え時はいつ?

読了時間:5分

はじめに

雪だるま

こんにちは!
歯科衛生士のなつこです。

歯ブラシを使っていて、
「そろそろ取り換え時だな。」
なんてなかなか気付きにくいものです。

ゴシゴシと強くこすったり、
子どもののように歯ブラシを噛んだりしなければ、
市販している歯ブラシは比較的丈夫なので、
少しずつの変化です。

 

じゃあ、歯ブラシっていつ交換すべき?

水中歯ブラシ

以前は、
「歯ブラシの背中の方から見て、
毛が横にはみ出していたら取り換えましょう。」
と言われていました。

 

今では、いろいろな歯ブラシがあり、一概にそうとは言えません。

歯ブラシには大きく分けて二種類あります。
毛先が細く、軟らかい歯ブラシ
毛の密度が濃い、普通から硬めの歯ブラシ

 

  よく磨ける 歯茎に優しい 変える頻度
軟らかい歯ブラシ およそ2週間
硬い歯ブラシ およそ1か月

 

柔らかい歯ブラシ

毛先が細く軟らかい歯ブラシ

 

毛先が細く軟らかい歯ブラシは、
歯ぐきの中のバイ菌を取りやすく、
そして歯ぐきに優しい商品です。

しかし、
2週間も使えば毛の先の1本1本がカールし、
歯ぐきの中をお掃除する目的が果たせなくなり、
逆に歯ぐきを傷つけることもあります。

 

これは笑い話ですが、
とてもワイルドな息子の友達が
このタイプの歯ブラシを、
半分ぐらい無くなるまで
使ってました(笑)

 

普通~硬めの歯ブラシ

大きめ先っちょで、毛の密度が濃い歯ブラシ

この毛の密度が濃い、硬めの歯ブラシは、
しっかり磨けて、
私はこちらの方をお勧めしていますが、
デメリットが少しばかりあります。

 

それは、
毛の根元の汚れが落ちにくいことです。

 

水で洗ってもなかなか汚れが落ちなくて、
バイ菌の住処になりやすいです。

やはり、口の中に入れる歯ブラシは、
できるだけ清潔でありたいので、
ブラシの根元が汚れるのは嫌ですよね。

 

なんで歯ブラシがヘタるの?

萎れる

市販されている歯ブラシの多くはナイロン毛です。
何度も使ううちに毛の弾力が低下していきます。

そうなると、
せっかく歯を「磨いていて」も、
「磨けていない」といった残念なことが起こります。
時間の無駄にさえなりかねません。

 

 

ちなみにヘッド部の大きい、小さいは?

ヘッド部が大きい歯ブラシ
欧米では主流で
あまり丁寧ではなく
短時間で済ませてしまう人に
適しています。
(60~70点を目指す人)

 

ヘッド部が小さい歯ブラシは
隅々を丁寧に、時間を使って
磨ける方に適してます。

(歯医者では100点を目指してほしいので
こちらをお勧めする場合が多いです)

 

 

まとめ

子供と歯ブラシ

  よく磨ける 歯茎に優しい 変える頻度
軟らかい歯ブラシ およそ2週間
硬い歯ブラシ およそ1か月

 

 

歯ぐきに炎症があり、歯をみがいた時に血が出やすい方は、
柔らかい歯ブラシをお勧めします。

それ以外の歯茎が健全で血がめったに出ない方は、
普通~硬めの歯ブラシをお勧めします!
耐久性があり、よく磨けますしね。

 

口臭を治すにはどうしたらいいの?[動画付き]歯みがきの仕方は?

歯みがきを丁寧にすると良いことだらけ?歯科衛生士が詳しく解説

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ツイッターフォローお願いします!返信もしますよ〜〜!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶