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【緊急強化!】どうやって歯医者を選んだらいいの?歯科衛生士がコツを解説!

【緊急強化!】どうやって歯医者を選んだらいいの?歯科衛生士がコツを解説!

はじめに

旅の海

最近、歯が痛くなってきたけれど、
どこの歯医者に行ったらいいのか分からなくって、
そのまましているなんてことはありませんか?

または歯医者に通ってはいるけれど何となく疑問に思うこともあって、
そうかといって違う歯医者に行く方がいいのか、
じゃあどこへ行ったらいいのか分からないしってことで、
疑問をもったまま同じ歯医者に通い続けていませんか?

迷ってしまうのは当然のことなんです。
なんてったって、

歯科医院はコンビニより多いんです!

それに、いま自分がどういう状態にあって、
どういう治療がベストかってことは、
患者さんには分からないんですから。

なので、
どこへ行くのがベストか、迷うのも当たり前。

お子さんのいる方は、
歯医者嫌いになってもらいたくないからってことでも、
神経使いますよね。

実は・・・歯科衛生士の私だけでなく仲間たちも、
いったいどの歯医者へ行ったらいいか迷うんです(;’∀’)

業界をよ~く知っているだけに、慎重になるんですよね。

そこで、たくさんの人を悩ませる「歯医者選び」を、
いくつかのポイントをあげてご紹介します(^^)/


ホームページを見る

① ホームページを開設している

シンプルにまとまっているもの、きれいに紹介しているものなど、色々ですが、
歯科医院がお金を出して業者に頼めば、いくらでも完成度の高いものはできます。

あくまでも、歯科医院の「オモテ側」を見る目的で見るとといいと思います。
医院へのアクセスや診療時間帯など、通えるかどうかは大切ですからね。

何ヶ月も前の古いお知らせがそのまま残り、ホームページを更新していない医院は、
患者さん目線で考えていない傾向があるので、チェックしましょうp(^^)q

診療科目が複数あるのに、歯科医師が一人ですべてをやっている、という所も要注意!

一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科・審美歯科・インプラントと、
複数を標榜するのは違法ではないにしても、

「え~!?ホントに全部、ちゃんとした知識と技術をもってんの?」

と疑ってしまいます((+_+))

もし矯正やインプラントのアルバイト歯科医師がときどき来ているとしても、
不在の時は専門でない院長が対応するか、
担当歯科医師の出勤日まで待たなければいけない、ということになりかねません。

矯正のゴムが切れたとか、ワイヤーが外れたとか、痛いとか、etc.・・・

とりあえずホームページで、どんな感じの歯科医院なのか、
最低限の下調べはしておいた方がいいですね(=゚ω゚)ノ

② ホームページを開設していない

比較的に小規模で、地元の口コミを頼りに診療していることが多い気がします。

削って詰める、入れ歯を治すといった、基本的な治療をおもにおこない、
予防歯科や小児歯科といった、専門的な分野についてはあまり力を入れていない昔なが歯医者さんかも、という印象をもっています。

歯科衛生士はいなくて、資格がなく時給の安い助手が、
歯科衛生士の代わりになって仕事をしていることも結構あります(×_×)

もちろん、口コミで患者さんがたくさんいるような歯医者さんなら、
腕が良く信頼できる先生なのかもしれないので、一概には言えないですけどね。

逆に、ホームページは華やかで、とても分かりやすくても、
診療はイマイチということもあります(;_;)

繰り返しになりますが、ホームページはあくまでも医院の「オモテ面」を知る目的で見るようにし、
医院のウラ側は次項~を参考にしてください!

口コミサイトを見る

インターネット

まず、
気になる医院をインターネットの口コミサイトで検索してみましょう。
いくつものサイトがあるので、
複数の口コミサイトを見た方がいいです!!

それはサイトによっては
歯医者の悪い評価を掲載しないことがあるからです。
(サイトのスポンサーは、歯科医院なので仕方ないんだけど(×_×))

それでは正しい口コミにはなりませんが、
サイトの運営の都合でそんなことがあるので、
どこに行くか歯医者さんの目安がついたら
2~3サイト
確認するといいかもしれません。

Caloo(カルー) ( 口コミ投稿・病気体験レポート投稿)

デンターネット(口コミランキングサイト)

EPARK歯科(イーパーク歯科)

エキテン(総合口コミサイト)

また、ここに登録していない歯医者も
「歯医者 口コミ ご自分の地域」
で何らかの口コミ情報が出ることも(^^)

ちなみにGoogleの口コミは、投稿者以外は良いも悪いも勝手に消されないので、
わりと現実的な声が聞けるかも(‘◇’)ゞ

電話してみる

電話

次に、いくつか良さそうなところに、直接行くか電話で問い合わせをします。

症状や希望を伝え、わからないことを遠慮なく訊きます。
その対応や雰囲気を体感するのも、歯医者選びにはとっても大切。

たいてい受付の人が電話に出ますが、丁寧な対応をするところは院長の教育がきちんとしている証拠です。

受付の人が分からないことは院長と相談して返答してくれるとか、
とにかく患者さんの目線で考えてくれている感じが伝わってきて、
好感がもてるようなら行ってみましょう!!


歯科医師と話してみる

診察室

ここからがますます大きなポイントです。

歯科医師が、たいして説明もせずに
治療を始めようとするところは即、アウト!

こちらの希望や症状をじっくり聞きとり理解した上で、
レントゲン写真などの検査をし、
十分説明して患者さんが納得してから治療をスタートするところが良いです。

もし待ったなしで進めようとしていたら、
自分からどんどん質問して、治療の方向性に納得したら、
進めてもらいましょう。

患者さんからの質問にまともに答えない歯科医師や歯科衛生士はダメです。
特に院長が、謙虚さに欠ける人なら完全にやめたほうがいい。

変なプライドを持ってるので自分の診断が正しいと思い込み、
たとえ他のスタッフが院長と違う見解を意見しても受け入れないだけでなく、

状態が悪くなっても専門医への紹介もせず自分の医院でなんとかしようとして、
患者さんの病状を悪化させることがあるからです。

一回行ってみて、
「どういうことかな………」と感じることが少しでもあったら、
歯医者やスタッフに遠慮なく聞いてみるといいです。

それで納得いかなければ、たとえ治療が途中であっても
違うところに行くことをお勧めします。

なにかあったら、歯医者を乗り換えましょう。

患者さんの健康が一番大切。
今や、患者が医者を選ぶ時代なので、強気でいいんです!

専門医にかかることを優先する

歯の模型とお医者さんグッズ

もし子どもを歯医者に連れていくなら
小児歯科(子ども専門の歯医者)や小児歯科専門医のいる歯科医院
診てもらうことをおすすめします。

専門医に診てもらうことがベストで、
普通の歯医者はおすすめしません。

普通の歯医者さんは資格的には子どもも診れますが、
小児歯科専門の先生は専門医として知識と経験の量が違います。

専門医のいる小児歯科の見つけ方は
「小児歯科 専門医 地元の名前」
で検索してみてください。
少し遠くなってしまうかもしれませんが、
大切なお子さんのために良い選択をして欲しいのです。

普通の歯医者は
コンビニの約1.5倍ありますが
小児専門医のいる歯医者は普通の歯医者の約200分の1ですΣ(・□・;)

矯正歯科もこれら全く同じことが言えます。
なんでも専門分野の知識や経験を持っている歯科医師に、
身を委ねた方がゼッタイいい(*´ω`*)


㊟ちなみに………

アカン

歯科医師や歯科衛生士ではない人(歯科助手といって、資格の無い素人)が、
治療や補助といったお口の中を触る行為は違法行為です。
そういった歯科医院が結構ありますので、ご注意を(>_<)

といいたいところですが、
患者さんにはわかりにくいんですよねえ。

「あなたは歯科医師か歯科衛生士ですか?」
って訊いちゃった方がいいかもしれません。
もし歯科助手なら、以降、触られることは無くなるでしょうから(=゚ω゚)ノ

一応、全国の患者さんたちのために、
この記事を読んでる歯医者さんに対しても、
この辺にとどめておきます。

さいごに

ファイト

先ほども書きましたが、
患者さんたちは
「なんか違うな………」と感じることがあったら、
違うコンビニに行く感じで
歯医者さんを変えてしまいましょう。

ハッキリとした理由なく、なかなか良くならない症状があるのも要注意!
担当歯科医師の思いこみや誤診なんてこともあります(-_-;)

どんなに設備が整っていても、どんなに信頼をおいている歯科医師であっても、間違いはゼロではないんです。

自分の身は自分で守らなくてはならないこともあるし、
親なら、自分の子どもは自分が守らないと。

不安が少しでもあるときは、セカンドオピニオンとして大学病院などの専門医に診てもらいましょう!

みなさんが良い歯医者さんを見つけられるよう
願っています(^^)

こちらも参考にどうぞ!!

【全国の医院長へ!】ベテラン歯科衛生士が院長に求めることを告白

最後までお読みいただきありがとうございました。

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歯科衛生士なつこです。

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できる限り答えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。