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【徹底比較】ママ歯科衛生士の税金・保険・年金について。賢い働き方は?

【徹底比較】ママ歯科衛生士の税金・保険・年金について。賢い働き方は?

読了目安:[5分]

はじめに

ワークライフ

結婚していても、歯科衛生士としてまだまだ働きたい!
そんな思いがあって就活する時、
パート正社員か、働き方を悩んだことはありませんか?

税金・保険・年金をしっかり考えて、
家族に精神的な負担をかけずに働くにはどうしたら良いか、
でもしっかりと稼ぎたいし、歯科衛生士としてのキャリアも積みたい・・・

私がライフスタイルに合わせて働き方を変えてきた経験をもとに、
まとめてみました٩( ᐛ )و
悩みながらいろんな形で歯科衛生士をしましたよ(^o^)

夫がサラリーマンであると想定していますが、
最後の方に、自営業の場合も少しまとめてあります(๑╹ω╹๑ )

会社によっては、扶養家族手当として、
妻への手当として毎月数万円くださるステキな会社もあります。

そんなこんな複雑ではありますが、
ここでは主婦の歯科衛生士の働き方を、まとめましたので、
もっと細かいことを知りたい方は他のサイトも参考にしてくださいね!

この記事はいろいろな組み合わせのパターン別に紹介します
パターン①:正社員のみ
パターン②:正社員 × ︎パート
パターン③:正社員 × 1日派遣
パターン④:パートのみ
パターン⑤:パート ×  パート
パターン⑥:パート ×  1日派遣
パターン⑦:1日派遣のみ
パターン⑧:準社員
パターン⑨:準社員 × 1日派遣
パターン⑩:夫が自営業などで国民健康保険 ・国民年金の場合

ポイント
ここに要約ポイントまとめてるので、パパッと読みたい人はここだけ見てくださいね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

まずは社会健康保険と厚生年金って?

夫がサラリーマンの場合、10人以上の会社であれば、
おおむね社会健康保険と厚生年金に加入しています。
公務員も同様です。

社会健康保険とは、会社や団体、共済組合などで運営している、
健康保険組合のことです。
社会健康保険に加入していない人は、国民健康保険に加入しなければならないので、
必ずどちらかに加入していることになります。

厚生年金とは、高齢になったときに毎月生活費を少し多く受け取る、
貯金のような制度ですが、
社会健康保険に加入している会社は、厚生年金に加入することになっています。

一方、国民健康保険の加入者は、自動的に国民年金(基礎年金)に入ることになります。

意外と知らない国民年金と厚生年金の違い

パターン①:正社員のみ 『正社員としてガッツリ働き安定の働き方』

小さな家

通常、正社員は週40時間の勤務としている歯科医院が多いと思います。

昼休みが長いところや、週4日に凝縮しているところ、
シフト制にしているところなど、
医院によって40時間の割り振りはいろいろあります。

勤務地や仕事の内容など、自分の希望にあっていて、
就業時間も都合がいいのであれば、正社員として働けますp(^^)q

正社員はボーナスや有給休暇があることが多く、
社会健康保険や国民年金・厚生年金に、本人として加入することになります。

歯科医院の規模が大きく、医療法人などであれば、
正社員の厚生年金の半額を医院が負担してくれますしね!

規模の小さな歯科医院では、
国民健康保険と国民年金に全額自己負担で加入することになります(゜´Д`゜)

厚生年金と国民年金では、
厚生年金の方が自己負担額が数千円多いけれど、
将来、年金を受給するときに、加入年数のよって
数千円から数万円、国民年金に上乗せした金額を、
ずっーと受けとることができますよ(*^_^*)

パターン②:正社員 × ︎パート 『正社員でガッツリ働きながら、休日もバリバリの働き方』

正社員として働いていて、
さらに休日にパート勤務をするといった働き方もあります!

正社員で働いてでも、比較的、勤務日数が少なめで、
就業規則に副業禁止といった制約がなく、体力的に余裕がある、
といった条件が揃えば、可能ですp(^^)q

休日はのんびり自分の時間を過ごすより、ガッツリ働いて稼ぎたい!!
という人には、
正社員という社会保障がしっかりありながらのパートは、
体は休まる時間が少なくはなっても、
効率のいい時間の使い方かもしれませんねp(^^)q

税金は、正社員で働いているところで年末調整がありますが、
パートの収入によっては、所得税が引かれます。

春に確定申告して、税金の支払いに過不足がないようにしましょう!

パターン③:正社員 × 1日派遣 『正社員でガッツリ働きながら、気が向いたときに単発で働く働き方』

正社員として、安定した収入と社会保障をうけながら、
暇な時間に1日だけ派遣の仕事をするという働き方ですp(^^)q

1日派遣の単発の仕事は、
パートのように決まった曜日や決まった時間ではないので、
気軽な働き方(^ω^)

歯科衛生士として、または他業種での仕事もあります(^。^)
派遣会社に登録し紹介してもらうので、都合のいい仕事が見つかれば、
気分転換や勉強にもなって、いいですよ(*^_^*)

歯科衛生士の1日派遣の仕事は、歯科検診や歯みがき指導のイベントがあります。
他業種は、アパレル系や流通系の在庫管理などがありますよ!

パターン④:パートのみ 『パートなら年間130万円未満の働き方』

社会健康保険料は、健康保険組合や収入によって金額は違いますが、
夫の健康保険料に妻や子の扶養家族の分が加算されます。
妻のパート収入が年間130万円までは扶養家族ということになります

夫がサラリーマンで厚生年金の加入者である場合、
妻には厚生年金のベース部分である国民年金(基礎年金)の負担はなく、
無料で国民年金(基礎年金)の加入者の扱いになります。

そのほか、住民税の負担はパートでの収入が年間103万円までありませんが、
それ以上は収入に応じて、住民税の支払い義務が発生します。

お住まいの市町村によって多少の違いはありますが、
私の居住地では年間1,280,000円のパート収入で、32,000円支払いました。

年1,280,000円
平均時給1400円とすると、

月1006,666円

月100,666円÷1,400円=76時間 働けることになります。

月4週なので、76時間÷4週=週19時間

週5日ならば、19時間÷5日=日4時間弱

少しオーバーしますが、1日4時間、月19日勤務で、丁度良くなる計算です。
祝日や夏期休暇、年末年始などもあるので、調整しながら働けばいいと思います。

午前中または午後4時間、働くことができるので、
昼休みをはさまないことから、拘束時間が最短なので効率がいい働き方です。
一日に6時間以上ですと労働基準法で休憩を取らなくてはいけなくなるので、
4時間は丁度良いです。
経験からして、それほど疲れない働き方です(^o^)

たとえば土曜日を休みたければ、週4日のうち、
1日だけ8時間働くと週5日と同様になります。

上限が年130万円なので、少ない分には問題ないのですけれど、
勤務時間や日数を増やして欲しいと院長から言われた場合は、
きっぱりと「できない」といった方がいいですよp(^^)q

やむを得ない事情で一時的に勤務を増やしたとしたら、
あとで調整のため出勤できな日がでる可能性があることを、
了解してもらいましょう。

会社によっては、会社独自で設定している「扶養家族手当」の上限を、
妻の収入が年103万円としている場合と、130万円としている場合があるので、
その辺も調べて、考慮したほうがいいですよ。

そうそう交通費は年103万円以下には含まないことになっていますが、
年130万円には含むので、交通費の支給額が大きいならばご注意を!!

パターン⑤:パート ×  パート 『安定的に都合のいい時間を使う働き方』

正社員のようなきっちりした時間帯で働くより、
都合のいい時間をパートをかけもちで仕事をする働き方ですp(^^)q
曜日によって分けたり、午前と午後で分けたりと、自分で組み立てます。

一般歯科と矯正歯科など、
専門分野や地域性を変えることで、幅広いスキルアップをはかることもできます!

どちらか関心度の高い方をいつか選択して、
正社員になるときには、
人間関係も構築できているから、失敗が少ない働き方ともいえます(^o^)

また、もし一方のパートを辞めたくなっても、
もう一方のパート収入があるので無収入の期間がなく、
じっくり安心して転職活動もできますよ。

パターン⑥:パート ×  1日派遣 『パートだけでは物足りない人の働き方』

パターン②正社員×1日派遣の働き方と同じように、
パートで働く意外の暇な時間を、有効に使いたい人の働き方です(^o^)

派遣会社に登録し紹介してもらうので、都合のいい仕事が見つかれば、
いいですね!!

ただ、扶養家族の範囲内で働きたくてパートをしているなら、
103万円または130万円の壁を越えないように、気をつけてくださいね!

パターン⑦:1日派遣のみ 『たまにお小遣い稼ぎする働き方』

派遣会社に登録しておくと、
自分の条件に近いところを紹介してくれて時給も高いので、
気軽にできる働き方です(^o^)

でも歯科衛生士に限定すると、特化した派遣会社は少ないので、
派遣先が遠方だったり、仕事そのものが少ない場合もあります。

安定したお小遣いが欲しい人には、向かないといえます(;o;)

パターン⑧:準社員  『パートと正社員の中間という働き方もある』

歯科衛生士は嬉しいことに時給が高いので、
少し多めに働くと、すぐに130万円を超えてしまいます。
でも正社員ほど決まった時間を働くことができない・・・。

そんな方にお勧めなの働き方が、準社員です(^o^)

歯科医院における歯科衛生士は人手不足の傾向があり、
パートの時間を増やして欲しいと頼まれることはよくあります。

もし増やすのであれば、130万円を超えて中途半端に増やすのではなく、
社員の勤務時間・日数の4分の3以上出勤することを前提とするならば、
社会健康保険と厚生年金の加入条件を満たすことができます。

また就活するときに、正社員ほどは働けないけど、結構な時間できそう、
という働き方を希望する歯科衛生士にとっては、好都合な働き方です。

社会健康保険と厚生年金に加入している歯科医院かどうか、
院長や正社員にきくのが早いですが、
求人広告に「社保完備」と掲載しているれば、
社会保険と厚生年金に加入しているという意味なので、
参考にするといいかもしれませんね(^o^)

もし医院が小規模で、
国民健康保険と国民年金の加入が必要な場合は、
その費用を負担してくれるところもあります。

時給1,400円×週30時間(社員は週40時間)×月4週=2,016,000円

社員ではないのでボーナスは期待できませんが、
それなりの収入にはなります。

保険料という面では経営者の負担がありますが、
どうしても歯科衛生士の人材を確保したい医院であれば
こういった働き方を認めてくれる可能性は十分あります。
前例がなくても交渉してみてもいいと思います!!

以前いた医院では、現在この働き方をしている衛生士が2人いますよ。
小さい子どもがいると、保育園や幼稚園の迎えの時間が決まっていて、
正社員として働くのは難しいですからね(^J^)

パターン⑨: 準社員と1日派遣『ほどよく安定しながらプラスした働き方もある』

準社員も、正社員パートに1日派遣をプラスすることと同様、
収入に制限がない限り、
自由にプラスして働くことができます(*^_^*)

パターン⑩:『夫が自営業などで国民健康保険・国民年金の場合』

国民健康保険の保険料は、扶養している家族の人数分、支払うことになります。
国民年金も同じです。

扶養人数や夫の所得額によって所得税の控除額が違いますが、
妻が扶養家族であることで多少、夫が納める所得税は少なくなるようですね。

かなりここら辺はややこしいです(゜´Д`゜)

どうせ健康保険や国民年金が全額自己負担なので、
扶養の範囲は全く気にせず好きなように働くか、
自分の希望に合ったところを探して、
社会社会保険や厚生年金に入る正社員や準社員の働き方がいいかも、

というのが私の考えですp(^^)q

多くの選択肢から最高を選べるように・・・

主婦が働くとなると、時間的・身体的にどこまで勤務できるか。
そこから、扶養の範囲内が良いのか、
それとも扶養を外れて働いて、しっかり稼いだ方がいいのか。

その働き方のさじ加減は、実際働いてみないとわからないこともたくさんあり悩みます。
考えると、なかなか最初の一歩を踏み出しにくいのは当然です。

働き方のアドバイスしてくれる転職サイトに相談すると、
いろいろな提案をしてくれると思います。

転職サイトの利用料は、歯科衛生士にはかかることはなく、
就職が決まった際に、歯科医院が支払う仕組みになっています。

まだ相談したことのない方は複数の転職サイトに、
自分自身がどういう形で働きたいのかを整理するつもりで
悩みを相談してみると良いと思いますよ!

今回は全国の歯科衛生士たちが最も登録している安心の、
転職サイトを紹介して終わります (。-`ω´-)

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登録だけしておくだけでも選択肢が広がります(>_<)」
(もちろんわたしも登録させていただきました!)
皆さんが、楽しい歯科衛生士ライフが送れますように(*^_^*)

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
今なら、質問、コメント、悩みでもなんでも、どんなことでも
歯科衛生士なつこのtwitterにDMいただけたら24時間以内に返信しますよ〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ほんっとうにお気軽にどうぞ( ´ ▽ ` )

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