ウソ?ホント?食べてすぐ磨いても大丈夫?歯の専門の私が検証してみました

ウソ?ホント?食べてすぐ磨いても大丈夫?歯の専門の私が検証してみました

 

読了目安:[3 分]

 

はじめに

家族の歯ブラシ

 

「食べてすぐ磨いても大丈夫?」

 

最近は少なくなりましたが、

ときどき患者さんから聞かれることがあります。

 

数年前テレビで、

「食べたらすぐみがいてはいけない」という結論の

健康番組が放映されたことをキッカケに、

何となく世間で広まったようです。

 

つくづく思うのですが、テレビでの情報って本当に影響力が強くて、

何も知らない視聴者は新しい説を「そうなんだー」とそのまま受け入れてしまいがち。

特に時間的にゆとりのある高齢者は、テレビを見ている時間が長い傾向があるので、

影響を受けやすいです。(まさに私の親がそうです(>_<。))

 

しかし、どんな情報であっても、そのまま信じてしまうのは、少し早いです。

テレビだけでなく新聞は、視聴率や販売部数を伸ばすことが目的のひとつでもあり、

一般市民の興味をそそるように作られているからです。

また各メディアの思想によって、

あえて情報を流さなかったり、一部を切り取って報道するなどして、

私たち一般市民の思想を操作さえしていることもあります。

 

じゃ、なにを信じて、どうしたらいいの?と思う人も多いですよね。

 

私は、複数の違った情報を比較して、自分で精査することが必要だと思います。

自分で考え自分で結論を出すのです。

その結論はうやむやであっても構わないです。

考えることが大切なんです。

 

前書きが長くなりましたが、今回の「食べたらすぐみがいても大丈夫?」

ということに対する答えを、

歯科衛生士なつこが検証したいと思います。

なぜ、「食べたらすぐみがいてはいけない」という説が出たのでしょう

 

 

海外の研究を参考にした人が、

食べたり飲んだりした後は口の中が酸性になっているので、

歯ブラシでこすると歯がけずれてしまう

という考えを出したようです。

 

実際はどうなのでしょう

 

 

確かに口の中は、普通のときは、ほぼ中性です。

でも食べ物や飲み物を食べたり飲んだりすることで、

酸性に傾きます。

 

特に、レモンやユズを搾って魚にかけたり、

酢豚や酢の物などの酸っぱいものを食べると

口の中は酸性になって、そのままだと歯が溶ける可能性はあります。

でも、よく噛んで食べることで唾液がたくさん出てきて、

口の中を中和してくれます。

 知ってなるほど!唾液の驚くべきパワー!

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食べたら歯みがきをすぐしても問題はない

小児歯科学会などでは考えています。

ただし、炭酸飲料や乳酸飲料を飲んだあとは違います。

 

飲み物は噛むわけではないので、

唾液で中和するには時間がかかり

酸性の状態が長く続きます。

 

そのときゴシゴシと歯みがきすると

歯が削れるかもしれません。

 

酸っぱいものを食べたときも同じように歯がとけやすい状態なので、

すぐみがかない方がいいです。

 

 

どうしたらいいでしょう

 

 

口の中が酸性になっていることで、

歯がとけたり削れたりするので、

できるだけ早く中性に戻せばいいのです

 

お水でブクブクうがいを十分することが一番ですけれど、

うがいができなければ、

水やお茶を口に含んで飲んでしまえば、大丈夫です(^_^)V

 

でも口の中に残った食べかすや糖分は、

時間が経てば経つほど細菌が繁殖して

むし歯や歯周病の原因となります。

 

毎食後とまではいかなくても、

少なくとも寝る前はしっかりと歯みがきしましょうね!

 

 

いかがでしたでしょうか。

どうしたらいいか混乱していたなら、

スッキリしてくれると嬉しいです。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
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