歯医者行ったばかりなのに痛い?そんなことありませんか?
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歯医者行ったばかりなのに痛い?
むし歯の治療って、本当に嫌なものですよね(;_;)
でも歯が痛いから、がんばって治療したのに、まだ痛いなんて・・・。
なんで?と思っても不思議ではありません。
実は、痛みが出ることは歯医者さんにとって、想定内のことなんです。
だったら前もって説明してよ、ですよね。
すみませんm(__)m
代わって私が謝ります。
ここで痛みの出る原因とこれからどうなるかを、改めて説明しますね。
なぜ痛いの?
歯の神経の炎症が、残っているからです。
歯が痛くなってむし歯に気がついた場合、むし歯の菌が、
歯の神経の近くまで行っていたと考えられます。
人の体は、菌や刺激に反応して、血液の一部が菌を攻撃しようと集まってきます。
それが「炎症」という反応です。
歯の神経が炎症を起こして痛みが出ているので、麻酔をして、
むし歯に感染しているところをきれいに削り取ります。
麻酔なしでは痛くて治療できないからです。
歯の神経は、取ってしまうと歯がもろくなってしまうので、残せるものなら残したいもの。
むし歯に感染しているところを削って、神経まであともう少し、、、
という所までいくことがあります。
ギリギリ神経までむし歯が及んでいなければ、むし歯を削った穴の中に、
神経を保護する材料を敷いてから、詰め物をします。
これでひとまずその日の治療は終わりますが、麻酔が覚めても痛いのは、
神経の炎症がすぐには治まらないからなのです。
痛みが治まる場合
歯の神経の炎症は、炎症の原因がなくなれば、通常、少しずつ治まってきます(^^)/
冷たいものがしみなくなり、普通に食べ物が噛めるようになります。
1回目の治療で、痛みが落ち着いてくることが見込めるときは、
最終的な詰め物までしたり、型取りまでします。
痛みが治まらない場合
残念ながら、歯の神経の炎症が治まらないので、痛みが続いてしまっています。
冷たいものはもちろん、熱いものまでしみたり、食べ物を噛んだ時も痛みがあるのは、
神経へのダメージが大きく、神経が限界を迎えている証拠です。
歯の神経を取れば痛みから解放されますので、歯医者で神経の治療を受けることになります。
むし歯は大きくなればなるほど、
患者さんにとって厄介な治療になってしまい、時間もお金もかかります(;_;)
デンタルフロスや食べ物が挟まりやすいなど、
何となく違和感を感じる段階で治療をすれば、簡単に終わりますよ。
一番いいのは、歯医者へ定期検診を受けに行って、見つけてもらいましょう!
最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
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