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【パパ・ママ必見!】子どもの年齢別 0歳~4歳のお口の悩み

【パパ・ママ必見!】子どもの年齢別 0歳~4歳のお口の悩み

希望
目次

0歳・・・はじめに

歯科衛生士をしていて、最近つくづく思うんです。

子供のときの生活習慣が、
大人になっても、すごく関係が深いんだなって。

歯科衛生士であっても、
自分の子供を育てているときには知らなかったことが結構あって、
後悔していることがたくさんあるのです。
それは……

年齢に応じて大切なことがある!

年齢・年代別にお口や体の機能、また知能や心の状態は違います。

一度しかその年齢はないので、その時その時で大事にしたいことを紹介しますね。

その子の親や周りの大人が、知っているかいないかで、
後の成長に大きく影響します(^_^;

さあ、0歳から12歳までお話ししていきますよp(^^)q

お役に立てたら嬉しいです。

 生まれたての赤ちゃん!

赤ちゃんの足

生まれたての赤ちゃん!

本当に小さくて、でも生命力にあふれていて、
いとおしいですよね。

これから成長を見守っていく責任感と同時に、
健康に育てられるか、不安になることもあります。

年齢別の記事では、
わたしの3人の子どもを育ててきた経験と、
歯科衛生士として20年以上働き、
今でも毎日たくさんの子どもたちと
接している経験を生かしながら、
赤ちゃんのお口に関する子育て法をお教えします。

この時期の育て方で、
将来、むし歯や歯並びなどの口の状態を決めると言っても
過言ではないので、
ぜひ参考にしてみてくだいさい!

生まれてから4カ月ころ・・・

赤ちゃんの手

生後4か月ころまでの赤ちゃんは、
母乳かミルクだけで栄養を摂ります。
まだ歯は生えていませんが、
むし歯の菌がお口の中に入り込む機会は
実はもう、あります。

最近では少し知られるようになってきましたが、
お母さんや周りの人のむし歯菌が、
キスや同じ食器を使うことで、
唾液を通して赤ちゃんのお口に侵入しているのです。

愛情あふれるコミュニケーションが、
むし歯になるキッカケを作っている事実は残念ですが、
コミュニケーションを優先するという割り切った考え方もアリ、
と私は思います。

その代わり、むし歯にならないよう、
甘いものをダラダラ食べたり飲んだりしないで、
歯みがきをしっかりして、
歯を強くするフッ素を少量塗るなど、
ほかのことで気をつければいいのです。

むかしは
「フッ素は体に取り込むと悪い」と
言われていましたが、
適量であれば問題ないと日本の小児歯科学会で塗布をすすめていますし、
私も家族で毎日使っています。

詳しくはこちら
https://dental-hygienist.site/fluorine

赤ちゃんのときどきある異常は、
生まれた時から歯や歯のようなものが生えていることがあり、
生後2か月ころまでに出てくることもあります。

ひとつは先天性歯といって、俗に「魔歯」ともいい
1000人に1~2人くらいいますが、注意が必要です。

歯の質がもろいだけでなく、
根っこも未成熟なので長持ちせず抜けてしまったり、

いつの間にか飲み込んで誤嚥すると危ないので、
グラグラがひどいときは予め抜くこともあります。

また授乳のときにお母さんのおっぱいや、
赤ちゃん自身の舌を傷つけてしまい、
おっぱいの飲みが悪くなることもあるので尖ったところを丸めます。

あとから新しい乳歯が生える場合と生えない場合があり、
慎重な対応が必要とされています。

もうひとつは上皮真珠といって、
80パーセントの赤ちゃんに出現するものですが特に問題はなく、
気付かないうちになくなっていることも多いです。
私は3人ともあったかもしれないけれど気付きませんでした(;´・ω・))

詳しくはこちら↓をご覧ください。

生後5か月~6カ月ころ・・

赤ちゃんのおもちゃ

生後5か月ころから離乳食が始まります。
まずは湯冷ましの水や薄い麦茶から始まり、
お味噌汁の上澄みや果汁、
次にトロトロしたものを食べることができます。

この時、気をつけて欲しいことは、
スプーンで赤ちゃんの口の中に運ぶとき、
「赤ちゃんが自分で唇を閉じるまで待つこと」です。
決して流し込もうとしないで、
赤ちゃんがゴックンするまで待ってあげましょう。

なぜかと言うと、
赤ちゃんが口の周りの筋肉を使って一口の量を知り、
味を楽しみながら体内に入れる、
食べるという基本動作を学んでいるからです。

でもまだ赤ちゃんの栄養源は、母乳やミルクです。
消化・吸収の機能もだんだん発達しますので、
赤ちゃんの様子を見ながら、焦らずゆっくり離乳食を進めましょう。

生後7カ月~8カ月ころ・・・

ママと赤ちゃん

さて、ここからは生後7カ月以降について、お話ししたいと思います。

前半でお話ししたように、
まだまだ赤ちゃんの主な栄養源は、母乳やミルク。

「1歳過ぎたら卒乳」ということが目安ではありますが、
たとえ離乳があまり進んでいないようでも、全く気にすることはないです。
逆に急ぎすぎない方がいいのです。

お口の中の状態は、
生後6カ月くらいから下の前歯が2本、生え始めます。

舌が前後と上下に動くようになるので、
ごく軟らかいものを、
舌を上あごに押し付けてつぶして「モグモグ」食べられるようになります。

思い出しただけでかわいい・:*:・(*´∀`*♡)ウットリ・:*:・

………………失礼しました(笑)

この頃は
食べ物への興味が出てきて、
自分で食べようとしたり、
コップから飲み物を飲んだりし始めます。

生後9か月~11カ月ころ・・・

遊ぶ赤ちゃん

そして生後9~11カ月になると、
上下の前歯が4本ずつとなり、
奥の歯ぐきも膨らんで、
歯ぐきで押しつぶし「カミカミ」して食べられるようになります。

(これも・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・)

この頃から、
ついよく食べるからといって、
大人と変わらない硬さのものを与えてしまいがちですが、
まだ奥歯が揃っていないので噛む力が弱く、
消化機能も十分ではありません。

丸飲みすることを覚えてしまいますので、
発達に合わせた硬さのものを、食べさせてあげましょうね!

歯みがきをしよう

赤ちゃん歯磨き

そうそう、歯が生えてきたら歯みがきをしましょう。

赤ちゃん用の歯ブラシで優しく磨いてあげます。
歯みがき剤はつけないようにします。

また、落とした汚れがまた歯についてしまわないよう、
湿らせたガーゼで歯や歯の周りの軟らかいところもぬぐってあげます。

特に上の前歯と上唇の間は、
母乳や汚れが残りやすく、とてもむし歯になりやすい場所ですので、
必ずぬぐってあげてくださいね!

1歳まではまだ夜中に母乳やミルクを飲むお子さんも多いことと思います。
歯みがきのタイミングが分からないというお母さんの声をよく聞きます。

夜、機嫌のいい時に歯みがきをして、
朝、また機嫌のいい時に歯みがきをしてあげるといいですよ。

歯医者へは、いつから行けばいいの?

お口にトラブルがなければ、迷いますよね(^_^)
行政で行われる1歳半検診でよいかといえば、少し不安です。
むし歯やほかのトラブルを、抱えてしまうことがあるからです。

それは、パパやママが正しい離乳食の与え方やお口のケアの方法を、
知らないことが多いからです。

このようにインターネットで検索したり、
赤ちゃんのケアに詳しい人に教えてもらう機会がないならば、
8ヶ月くらいで小児歯科を受診することをお勧めします。

赤ちゃんのいる生活って

空

それにしても赤ちゃんのいる生活って、
楽しいですが大変ですよね。

栄養を摂り、排せつし、体を清潔に保つ。
人が生きる上での基本的なことが、
赤ちゃん自身ではできないので助けが必要です、

分かってはいても、やっぱり大変。
私には苦い思い出があります。

自分が熱を出した時、
夜中の授乳は本当にキツくて、
母乳をあげてもグズつく息子を、
軽く放置(ほんの5分くらいですが・・・)した情景を
今でもはっきりと思い出します。

ごめんよ、息子。今では立派な大学生です(^_^;

赤ちゃんと呼べるのはこの1年余り。
泣いたり笑ったり楽しみながら、
成長を見守りましょう!!

1歳・・・かわいい!^^

一歳の後ろ姿

色々な食べ物の味を知り、カタコトを話し始めるこの年齢。
日々の成長が周りの人を幸せにしてくれますよね(^^)

この体の成長と同時に
お口の中や周りも、めまぐるしく発達しています(゚Д゚;)

上下の前歯が4本ずつ生えそろったあと、
ひとつ飛んで奥歯が生え始めます。

舌は前後・上下に動かすだけでなく、
左右にも動かせるようになるので、
前歯で噛み切ってお口全体にいきわたらせ、
奥の歯ぐきや歯でつぶせるようになります。

なんでもよく食べる子だといって、
大人と同じ食事を与えているママやパパ。

早すぎます(;o;)

ここでは、1歳の子どものお口のことを、
少し詳しくご紹介したいと思います!!

市町村でおこなう1歳半の歯科検診では、
主にむし歯の「ある・なし」と大きな異常を見つけるだけで、
しかも小児の専門医が診るとも限りません。

パパ・ママが子どものお口に関心をもつことが、
一番たいせつ。

参考にしてくださいねp(^^)q

食べるときの注意点!

ハートとはてなと青空

この頃の子供は食事に関心をもち、
自分で手をのばし食べようとします。
また、フォークやスプーンといった道具も使おうとします。

この時、子供が上手に食べ物を口に運べなかったり、
顔や服を汚しそうだったりすると、
つい手伝ってあげたくなります(>_<)

でもこの頃の子どもは、
自分の口に合った量がどれくらいなのかを、
学習している真っ最中なのです。

しばらくの間は好きにやらせてあげて(5~10分くらいでしょうか)、
遊び始めてしまったら、大人が手伝ってあげましょう。

食事中の赤ちゃん

ただし、この画像のように食べさせてあげるときに
絶対気を付けなければいけないことがあります。

それは
「一口量のスプーンを舌の上に軽くのせ、
子どもが唇でそぎ取る(アムってやる)のを待つ。」
ということです。

こちらから、
スプーン上の食べ物を上唇で取らようと、
引いてはダメですよ。

前の唇の筋肉が発達しなくて、
将来前歯が出てしまったり
口が開きっぱなしで、滑舌が悪くなってしまう場合があります。
他にも詳しく知りたい方はこちら↓

少し忍耐が必要ですが、大事なところです。

硬さもとても大切です。

歯がまだ生えそろっていないまま、噛むことを必要とするものを与えると、
丸飲みする習慣を付けてしまいます。

前歯でかみ切り、左右の奥歯ですりつぶし、
舌の上にのせてノドに送り込むといった、
基本的な「食べる」動作を覚える時期なので、
とても大切なのです(^ω^)


1歳代はまだ歯が生えそろっておらず歯ぐきで噛んでいますので、
スライスしたリンゴを半透明に色が変わるくらいチンしたくらいの硬さです。
お豆腐から羊羹くらいの硬さでしょうか。

噛むことや飲み込む動作は、生涯まで影響する大切な動作です。

あせらず様子をみて、少しずつ噛めるものを、与えましょう(*^_^*) ポイント

・一口の量、食べ方を、自分で学ばせる
・唇を閉じるまで待って食べ物を入れる動作で、唇の筋トレをさせる
・歯が生える様子に合わせて、噛めるものを与える


母乳を離れるタイミングは?

一歳のわらじ

食べ物で栄養を十分摂れるようになったら、母乳やミルクは卒業です。
1歳くらいが目安とされていますが、そのタイミングは個人差があります。 ポイント卒乳は、1歳くらいが目安だけど、好きなタイミングで!

ちなみに私は、
3人の卒乳のタイミングを1歳から1歳2カ月にしました。
慢性的な睡眠不足で疲れていたからです。

母乳をやめたらグズグズと夜中に起こされることがなくなり、
ずいぶん熟睡できるようになりました!
3日くらいはグズグズ言っていましたが、そのあとはケロリ!

卒乳を決行して本当によかったと思いました(´▽`) ホッ


3歳までは母乳を続けてもいい!?

哺乳瓶

母乳を、コミュニケーションとして3歳くらいまで続けるのも、「あり」です。

でも、哺乳びんは1歳のお誕生日が過ぎたら、終わりにしましょう!
まずは、ストローや小さな吸い口のついたコップをに切り替えます。

哺乳びんは、赤ちゃんの舌の力でも、簡単にミルクが出るようになっています。
また、おしゃぶり、指しゃぶりに悪い方向に移行して、歯並びに影響しやすいのです。

その点、母乳は口の周りの筋肉をとても使うのでいいのですが、
口の中に乳糖が停滞してむし歯になりやすいので、
こまめに歯みがきと
ガーゼ拭き(濡らしたガーゼで歯や歯の周りをぬぐう)をしましょうね!


まとめ

一歳の歯みがき

この写真では、指で上唇の下にあるスジ(上唇小帯)を抑えていませんが、
必ず上の前歯を磨くときは、そっと指でカバーしてあげてください(*^_^*)

卒乳のタイミングはお母さんにゆだねられていますので、
迷いどころですよね(>_<)

ママがぐっすり寝るのを取るか、子どもとのコミュニケーションをとるか…

また食べるときに、子ども自身の唇で食べものをとる前に、
スプーンをを上唇にこすらないよう、
十分気を付けてくださいね(>_<)

2歳・・・みんなには後悔して欲しくない

がーん

歯科衛生士をしていて、最近つくづく思うんです。

子供のときの生活習慣が、
大人になってもすごく関係が深いんだなって。

歯科衛生士であっても、
自分の子供を育てているときには知らなかったことが結構あって、
後悔していることがあるのです。
それは……

年齢に応じて大切なことがある!

年齢・年代別にお口や体の機能、
また知能や心の状態は違います。

一度しかその年齢はないので、
その時その時で大事にしたいことを、紹介しますね(^^)

親や周りの大人が知っているかいないかで、
後の状態に影響すると思います。

お役に立てたら嬉しいです ゚(゚´ー`゚)゚

2歳って、どんな状態?

2歳の食卓

少し不器用ながらも、いろいろな事ができるようになり、
なんでも挑戦しようとするお年頃٩( ‘ω’ )و

でも自分でやりたがっていても、
次の瞬間は「できないー!!」
と赤ちゃんになったりで、
周囲を驚かせますよね笑Σ(・□・;)

2歳になると、
大分しっかりと歩くようになり、活動範囲が広がります。

お口の中もどんどん成長し、
犬歯や奥歯もだんだん生えそろい、上下で20本になります。

3歳になるころには歯のかみ合わせも合ってくるので、
少し噛み応えのあるものも食べられるようになります。

でも、大人と全く同じものを食べさせるには、早すぎます。

噛むことって大事!

ハンバーグ

2歳児はまだまだ顎は発達の途中ですし、
歯も小さくて数も少ないので、
大人と同じものを食べようとすると、
丸飲みに近くなってしまいます。

噛まずに丸飲みをする癖がついてしまうと、
舌をほとんど動かさないので、
本来、上顎に付いていて欲しい舌の先が、
下にダランと下がってしまいます。

この状態を口腔機能発達不全症といい、
悪い歯並びイビキ無呼吸症候群の一因になるのです。

また、よく噛まないで飲み込んでしまうので、
消化・吸収の効率が悪く、
下痢や便秘の原因になるばかりか、
栄養を十分取り込めません。

でも、温野菜や、ハンバーグ、刺身などの魚ならば、
噛んで軟らかくしてから飲み込むことができます。

水やお茶などがあると、たいして噛まずに流し込んでしまいます。
できるだけ飲み物は最後に出しましょう。

おやつは必要?

ふかし芋

そうそう幼児には、おやつも大切です。
幼児は1度にたくさん食べることができないので、
朝・昼・晩の食事だけでは、栄養補給が足りないからです。

おやつは食事の前後2時間を目安にするとよいかと思います。
量は食事の半分くらいまでですが、
個人差があるので様子をみて加減してくださいね!

何を食べさせれば良いかというと、
噛める程度に柔らかく、栄養価の高いものがいいです。
ヨーグルトや蒸しパン、ふかしイモ、おにぎり、
チンしたリンゴ、バナナ、サラダせんべい、などが、
簡単で栄養の摂れるものがお勧めです。

市販のお菓子(ポ○キー、たべ○こどうぶつ、ポテトチップなど)も、
ときどき使うのは全然OKですが、
味が濃く添加物もたくさん入っていることが多いので、
たまに食べる、にしましょう(>_<)

また、ビスケットのような、
小麦粉と砂糖でできているものは、手軽ですが
歯についてむし歯になりやすいので
ほどほどに(>_<)

ジュースはやめた方がいい?

ジュースを飲む子ども

ここで重要なポイントがあります!(゚Д゚ノ)ノ

おやつの時にも水分補給は必要ですが、
甘いものを食べてからの
甘いジュースは避けた方がいいです。
糖分の摂り過ぎは、体を疲れやすくするなど害があるからです。
スポーツドリンクや乳酸飲料も同様です。

おやつのお供は、水かお茶!

水

最近、
水が飲めない人が増えているそうです(>_<)
また水道水を飲めない人もいるとか・・・
小さいうちからジュースや麦茶、お茶など、
色がついていたり買ってきたペットボトル入りのものを、
飲んでいるからのようです。

色々な考え方がありますが、
個人的には、
日本では問題なく安全に水道水が飲めると思います。
カルキ臭い人は、沸かしたお湯を冷ませば、十分ではないでしょうか。
お湯も体にいいですよ☻

歯科業界では、合言葉のように、
子どもやママ・パパに対して

「おやつのお供は、水かお茶」

と指導しています。

歯みがきの頻度は?

一歳の歯みがき

この写真は左手の親指が上の前歯の筋にあたりそうで良くないのですが・・・

結論から言うと、
「食べるたびに磨かなくてもいいですよ。」
ということです。

子どもは大人より小まめな栄養補給が必要ですので、
食べるたびに磨くのでは親も子も疲れてしまいます。

歯みがきタイムの一番大切な時間は、夜寝る前。
この時に一日の汚れをしっかりと取り去りましょう。

子供を仰向けに寝かせ、ひざの上に乗せます。
このスタイルには意味があって、
①頭が安定して磨きやすい
②歯科治療の台に乗る練習のため

ぜひ形から入ってもらいたいと思います。
歯医者嫌いをあとで直すのは大変ですからね(>_<)

歯みがきの方法を紹介します!

子供用歯ブラシ

では歯みがきです。
水で湿らせた歯ブラシを小さく動かして磨きます。

歯2本に歯ブラシをあて20回くらいこすります。
圧力は少し歯肉が白くなる程度。
優しすぎるパパ・ママが多いのでご注意を(^^)/

少しづつずらして全部の歯の表面を磨きます。

奥歯が生えると歯の間がくっついて、
歯の間からむし歯になりやすいので、
デンタルフロスや、糸状ようじも使うといいですよ。

その後お水でお口をゆすいで、
米粒大のフッ素ジェルをつけることをお勧めします。

ちなみに、フッ素入りの歯みがき粉を使っても構いませんが、
唾液の分泌を促し、泡立つことが多いので、汚れが見えなくなりがちですので、
あまりお勧めはしません。

ブクブクうがいが上手にできるようになる目安は4歳。

まだお口をゆすぐことが難しいようなら、
湿らせたガーゼで上唇の中や下の頬っぺた側を拭ってあげるといいですよ。

意外とここに汚れが残っていて、
寝ている間に再び歯にくっついてしまいます(>_<)
特に上の前歯の表側は要注意ですので、
上唇の中はしっかりぬぐってあげましょう。

歯みがきタイムの一番大切な夜がしっかりできていれば、
朝や日中は機嫌のよい時を選んで歯磨きしましょう(^^)
卒乳していないならば、ぜひ朝も磨いてくださいね。

嫌がって磨けない?

嫌がる

このお年頃の子に歯みがきの大切さはほとんど理解してもらえません。
嫌なことは絶対しない!と主張がはっきりしてきますので、
好きな曲をかけてあげるとか、
歌を歌ってその間だけ歯みがきするなど、
ガマンが必要な時間の目安を、子どもに伝えることで安心します。
ゴールをチラつかせるのです。
絶対に怒りながら、
または脅して歯みがきそしてはダメですよ(>_<)

キャラクターの歯ブラシを何本も用意して、
その時の気分で選ばせてあげるのも、
歯みがきタイムを楽しくできるのでお勧めです。

そこまでやっても、むし歯になる場合がある

むし歯君

このように歯みがきをしていても、
完全にむし歯を予防するのは至難の業です。

赤ちゃんは本来むし歯菌を持たずに生まれてきますが、
大人の唾液に触れ、むし歯菌を持ってしまいます。
そしてむし歯になってしまうのです。

じゃあ、むし歯菌をうつさないようにすればよいのでは?

結論から言って不可能に近いと思います。

仮に、どんなにママ・パパが頑張っていても、
不意に祖父母や友達が赤ちゃんと接触することもあります。

赤ちゃんは、ほかの人とコミュニケーションをとりながら成長するもの。
歯みがきや飲食習慣で、むし歯が予防できればいいと、
私は思います。

まとめ

手から♡

小さい頃からママやパパが子どものお口に関心をもっていれば、
お口の健康は守れるはず。

そのために、小児歯科専門医のいる歯科医院で定期的に診てもらって、
いま子どもに必要な、予防や食育のことをどんどん教えてもらうといいですよ!

それはいつか・・・
子どものありがとうにつながるかも・・・(^^)

3歳・・・三つ子の魂、百まで!(格言:三歳までの心は一生もの)

積み上げる

3歳ともなると、
いろいろな知恵がついて周りの人と
上手くコミュニケーションが取れるようになります(^^)

この時期に定着した良い生活習慣は、
一生の宝となりますので
たくさん言いたいことがあります。

三人の子を育て、
小児歯科で働いているからこそ
伝えたいことが山ほどあります。
濃く、新しい情報をお伝えしますので
好きなところから読んでいただいて
できれば、読み切っていただきたいです (`・ω・´)9
相当な知識の量が身に付きますよ(^^)

①まずは食習慣!楽しく食べ方を教えましょう

あくまでも「楽しく」が前提です。
どんなに食べ方が上手になっても、
楽しくなければ食事そのものが
苦痛になってしまいますからね。

一口量を、お口に入れる

歯型ドーナツ

スプーンですくうような食べ物は、
一口分が乗っているスプーンを、
上下両方の唇でスプーンを挟ませてから、スプーンをひいてください(>_<)
×歯や上唇に食べものを引っかけて、スプーンをひいてはいけません(>_<)
 急いでいると、やっちゃいがちなんですよね、この食べさせ方(;o;)

上下、両方の唇と、舌の筋肉を使わせないと、
前歯がでてしまったり、口が開きっぱなしになったり
滑舌が悪くなったり
デメリットをあげるときりがありません(>_<)

お肉や野菜などの固形のものは、
一口分をお口の中に入れて、
余分を前歯で噛み切ります。

その時、
口からはみ出している部分を
フォークやお箸で引っ張らず、
歯で噛み切ります。

お口を閉じて、奥歯でよく噛む

もぐもぐ

一口分がお口に入ったら、
お口をしっかり閉じて
両方の奥歯でよく噛んで食べます。
歯の異常がなければ
全部で20本ありますので、
多少硬いものも噛むことができます。

噛むことを嫌がったり、
お水で流し込もうとする場合は、
一口量を減らしたり少し軟らかいものにして、
「噛むこと」を練習しましょう。

食事の時に必ず飲み物があると、
食べ物をよく噛まずに流し込んでしまったり、
噛むことで促される唾液の分泌を妨げます。

また、
子どもは水分で満腹感を感じ、
食事が思うように進まないこともあります。

「よく噛んで飲み込んだ後、
喉が渇いていたら飲み物を飲む」
という程度にしましょうね(^o^)

お口を開いて食べると、
ベチャベチャ音がするだけでなく
噛む力が逃げてしまいます。

また
舌や唇、その周りの筋肉が十分発達せずに、
後の歯並びや滑舌(発音など)にも
悪影響を及ぼす恐れがありますので、
そっと、そして繰り返し注意をしましょう。

テレビは消す

テレビリモコン

食べるときは食べることに
専念できるようにします。
大人はともかく子どもは、
ご存知の通り
2つのことを同時にすることは難しいですからね(>_<)

②子どもにとって大切な、おやつ!

三食団子

おやつは副食ともいうくらい、
小さな子どもにとっては大切な栄養摂取の機会です。

それはもちろん、
成長期で多くのエネルギーを必要としているだけでなく、
生命を維持するための
基本的なエネルギーの
消費(基礎代謝)が活発だからです。

小さな子供を見ていると、
じっとしていることは少なく、
ひっきりなしに動いていることでも、
エネルギーを大量に消費していることがわかります。

どのような「おやつ」が良い?

焼き芋

つい与えてしまいがちなのが、
甘いクッキーやアメ、
グミやソフトキャンディです。

しかしこれらには大量の砂糖が使われており、
エネルギー源にはなりますが急激に血糖値が上がり、
そして後に下がるので、疲れやすくなります。

できるだけゆっくりと血糖値が上がるような食品、
例えば
煎餅や小魚、硬いもち、
おにぎり、ふかしイモのような、
噛んで少しずつ食べるようなものが望ましいのです。

ちなみにスナック菓子には、
多くの添加物が含まれており
アレルギー体質の要因ともなると聞きます。
ときどき特別な時に食べる程度にし、
できるだけ材料そのものだけでできているおやつを選ぶことをお勧めします。

③炭酸飲料は歯を溶かす

コーラ

「お父さんがおいしそうに飲んでいる
ビールを子どもが欲しがるから」という理由で、
2歳から炭酸飲料を飲んでいる、
という3歳半の子どもがいました。

すでに歯はむし歯だらけ。
炭酸飲料だけが原因ではありませんが、
かなり悪影響を受けていることは間違いありません。

500mlの甘い炭酸飲料や清涼飲料水の中には、
どれくらい砂糖が入っていると思いますか?

角砂糖
(↑コーラ一本に入っている角砂糖の量)

約58gで、
3g入りのスティックシュガー19本分です!
恐ろしい・・・
口の中に砂糖をサラサラと19本、
水で流し込めますか?

砂糖はむし歯菌のエサになり、
放出された酸で歯が溶かされますが、
炭酸水の炭酸も歯を溶かします。

3歳は、
お友達との交流も始まる年頃のため、
おうちで気を付けていても
いつの間にか甘いおやつや炭酸飲料の味を
知ってしまうことが多くあります。

でも、
大切なコミュニケーションやお楽しみの、
全部を避ける必要はないと思います。

「特別な時だけ」というルールを作って、
ときどき楽しむのは良いでしょう(^o^)

おうちの冷蔵庫には
常に甘い飲み物があるということは、
避けたいですねp(^^)q

ちなみに、
オレンジジュースやリンゴジュース、
イオン飲料、乳酸飲料も、
果物や砂糖の糖分がたくさん入っています!

必要なときに大人の管理のもと適宜とり、
ダラダラ飲みはさせないようにして、
飲んだら必ずお水でブクブクうがいをし、
お口の中を中和しましょう!

④歯みがきは楽しく!夜は丁寧に

子供と歯ブラシ

保育園や幼稚園に
行き始める子どもが多いかと思います。

朝の忙しい時間は、
歯みがきが思うようにいかないこともあるでしょう。
昼も外出しているため難しいですよね(>_<)

その代わり、
夜はしっかり磨きましょう。

寝ている間は口の中の細菌が
30倍に増えると言われています。
それは唾液の分泌量が減り、
細菌の活動が活発になるからです。

自分で磨くことで歯みがきの習慣をつけ、
仕上げ磨きを保護者が行うことで、
お口の中の管理が行き渡ります。

奥歯が生えそろっているため
歯と歯の間のむし歯になりやすく、
デンタルフロスや糸ようじ、
フッ素の歯みがき剤やジェルを積極的に使いましょう。

優しく楽しい歯みがきタイムにしてくださいね!
仕上げみがきについては、こちら↓の記事参照ください!

⑤3歳児検診は必ず受けましょう!

検診

全国の市町村から
三歳のお誕生月に検診(無料)を
受けるよう促す
手紙が届くと思います。

市町村で行われる集団検診は、
多くの子どもたちと一緒に受けるものです。

その機会に行ければよいのですが、
小さな子どもは体調の悪くなることもしばしばです。

そんな時もし機会を逃したら歯科医院で受診しましょう。
3歳のお誕生日前後でなくても、
母子手帳を持参すれば記入してもらえます。

この機会を逃すと、
なかなか歯医者や歯科衛生士に
お口の中を診てもらうことをせず、
「むし歯を見つけてから歯科医院へ」
ともなりかねません。

無料ですし、
めんどうかもしれませんが、
是非行ってください!(>_<)

トラブルがあるかもしれないか検診で早期発見!

分岐点

なぜ行くべきかというと、
指しゃぶり、
おしゃぶり、
爪噛み、
口呼吸、
唇カミなどの悪習慣のほか、
未卒乳などで、
お口の周りに思いがけずトラブルが潜んでいることもあります。

ぜひ歯科医師に診てもらいましょう。
できれば小児歯科専門医(子ども専門の歯医者さん)に、
一度は見てもらうことをお勧めします。

⑥顎の成長を抑えられる

顎帽子(次男作:顎キャップ。クオリティー三歳以下笑笑)

遺伝的な原因によって歯並びに関わることは、
この時期から始める必要がありますので
検診で問題点が見つかるかもしれません。

たとえば、
顎が出てしまっている子(または出てきそうな子)

3歳から最大14歳までに治療が必要な場合があります。
絵のように顎の成長を抑える帽子があるので、
寝るときに装着する必要があります。

ある患者さんのお母さんが
息子に毎日装着させた結果
半年で目に見えた効果が現れました(^^)

「ほっぺにゴムが食い込んで
プクっとなってかわいいんですよ(^^)」
と言っていましたよ笑

費用
診療代(月1(3000円)×6ヶ月=18000円)+
顎キャップ(約6万円)=
合計約78000円です。
(あくまで半年のおおまかな例です。)

整形するならもっとしますし、
なにより顎が出すぎてない方が
美男美女になります。

大人になって整形するより
全然いいと思います(^^)

歯並びはこの時期から早期治療した方がいい

歯の模型とお医者さんグッズ

歯並びにも気を付けたい時期でもあります。後で矯正しようとなると、
100万円くらいかかってきますからね(>_<)

どうすればよいかというと、
乳歯の抜けるタイミングと、
永久歯の出るタイミングが、
顎の成長とうまく合っていると、
きれいな歯並びになりやすいので、

乳歯が抜けるタイミングで
小児歯科(子ども専門の歯医者)
診てもらうことをおすすめします。
専門家が見極めてもらうことが、ベストです。
普通の歯医者はおすすめしません。
(ちなみにわたし小児歯科で
働き始めてこれらの知識を得ました。
それくらい普通の歯医者さんは
子どもの歯について知らなかったりするのです。)

小児歯科の見つけ方は
「小児歯科 地元の名前」
で検索してみてください。
少し遠くなってしまうかもしれませんが
背に腹は代えられません。

なぜなら、
普通の歯医者は
コンビニの約1.5倍ありますが
小児歯科は普通の歯医者の約200分の1ですΣ(・□・;)
なので、遠くなってしまうかもしれないのです。

それでも子ども専門なので
知識と経験の量が全然違います。
泣く子をあやすのも上手いでしょうし、
最善を尽くしてくれるはずです。

まとめ

リス4

ついつい長くなりましたが3歳は、
良いことも悪いことも
面白いように吸収しますので、
ここで良い習慣を身に着けてしまいしょう。

また、
「むし歯になりやすいけれど、治療するには難しい」年頃です。
ぜひ予防して乗り切りましょうね!
わたしがお役に立てれば嬉しいです(^^)

4歳・・・気を付けるべきこと

沖縄

これまで年齢別に
気を付けたいことをお話ししてきましたが、
3-4歳はは大切な年齢なので、
ついあれこれ山盛りになってしまいますf(^_^;

でも、三人の母+小児歯科での
経験ありきの貴重な情報を、
どうしてもお伝えしたいんです(=゚ω゚)ノ

この年頃は色々なことがわかり、
「できた!」ということが増えて、
生活習慣が定着します。

でも奥歯の歯と歯の間からのむし歯が多発する年ごろでもあるんですよね( ;∀;)


理由3つと対策をこの記事では紹介します!

むし歯の原因①:歯の形が磨きにくい

砂

乳歯は、
一番奥が3歳ころには生え揃い、
20本となります。

奥歯の噛み合わせの溝は深く複雑で
食べかすが残りやすく取り除きにくいので、
むし歯の菌が増えやすいのです。

むし歯の原因②:甘いものを食べる機会が増える

スイーツ

すでに保育園や幼稚園へ
行っている子も多いので、
おうちで時間をかけて
食事やおやつを
食べることが少なくなって来てると思います。
それは歯にとっては良いこと(^^)

でも一方で、
お友達付き合いが増えることから、
おうちに帰ってきてから

甘いお菓子やジュースを
飲む機会が増えることもあるんですよね( ;∀;)

むし歯菌は甘いものが大好物です。
甘いものが歯に付いている時間が長いほど、
むし歯菌は活発に活動し、
酸を出して歯を溶かしてしまいます(>_<)

むし歯の原因③:歯みがきする時間が少なくなる

お絵かきする3歳

この年になると
時間的余裕がないがなくなってくるため、
歯みがきの時間が
限られてしまうことも多いようです(>_<)

「朝は忙しく、
昼は保育園や幼稚園、
夜は眠くなってしまう」
といったことから、
歯みがきタイムが少なくなりがち。

また、
両親とも働いていて、
なかなか歯を仕上げみがきするほどの
時間の余裕がない場合もあります(>_<)

どうしたらいいの?

子供と歯ブラシ

自分でみがく習慣をつけるとともに、
夜だけはしっかりと仕上げみがきをしてあげて
1日の汚れをとること。

親子のコミュニケーションタイムとして大事にしてほしいです(^^♪

そして定期的に小児歯科(子供用の歯医者)で
むし歯のチェックや歯みがき指導を受けましょう。

また、フッ素を上手に使うことも効果的です。

まとめ

富士山

4歳は幼稚園にいったり、
ママも働き始めたり、
とてもまだ落ち着ける
年齢じゃありませんよね(>_<)

でも、
その子の一度きりの幼少期。
大切にしてあげてくださいね(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました。

少し下の関連記事も参考にどうぞ(^^)
皆さんに小児歯科でしか聞けなかった貴重な情報を
伝えられるよう日々精進しています(*^^*)

お口の中がきれいだと、心も心地いいですよね!
「お口の悩みを解決する」
歯科衛生士なつこです。

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