滑舌(カツゼツ)を治す!「効果抜群‼」舌トレをしよう!

読了目安:[5分]
滑舌(カツゼツ)、悪くなっていませんか?
なんだか最近、「自分の言いたいことが、うまく言えないなあ」と感じることはありませんか?
年齢とともに頭の回転が鈍るだけではなく、言葉を発しようにも
「かんで上手く話ができない。」という症状は多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
そこで良いお知らせです!簡単な方法で、解決することができるんです!
実は私も、散歩中や入浴中の、ちょっとしたスキマ時間で実践し効果を実感しています。
ぜひ今から始めてみてくださいね(^^)
そもそも、なぜ滑舌(カツゼツ)が悪くなるの?
滑舌って、生まれつきのものだと思っている方が結構います。
でも実は、ほとんどが生まれた後が原因のものなんですよね。
子どもの時からの悪い癖(参照 悪癖一覧!あなたは何個当てはまる?)や
歯並び(参照 歯並びって治した方がいいの?見た目だけの問題ではない!)の影響で、
滑舌が悪くなる原因を作っていることが多いのです。
そして、老化・・・です(>_<。)
たとえば、握力が弱くなっていると感じることはありませんか?
また荷物が重く感じることは?
歩行が遅くなっていることは?
筋力は、20代をピークに発達し、その後は少しずつ衰えていきます。
そして50歳を超えると衰えが加速します。
舌は筋肉の塊(かたまり)ですので、老化が現れやすいところでもあるのです。
言葉を発するとき舌の筋力が弱まると、発音が思うようにいかなくなるので、
「滑舌が悪い」となります。
始めましょう、舌の筋肉トレーニング!
舌の筋肉トレーニングは、とても簡単です。
ポイントは「上げる」です。
筋力が弱くなると、どうしてもダランと下がってしまいますので、
常に「上げる」ことを意識します。
具体的に言うと、「か」と言うとき、舌の奥の方が上顎にくっつくので、
その状態をそのまま保ちます。5秒でも10秒でもかまいません。
次に、「た」と言うとき、舌の先の方が上顎にくっつくので、そのまま保ちます。
ほかに、歯の表側をグルリと一周、なめるトレーニングです。
できるだけゆっくり、歯の根元を舌でたどっていきます。
一番奥の歯の奥までやってくださいね。逆回りしたり、何周でもどうぞ(^o^)
ガラガラうがいやフーセンガムのトレーニングなども、効果的です。
トレーニングの効果は?
効果①舌の動きが良くなる
もつれていた舌が、よく動くようになって、話しやすくなります。
意識して、文字を声に出して読むとよいです。
小学生が宿題で音読をしますが、大人の方もすると良いです。脳の刺激にもなりますしね(^^)
すてきな絵本や、新聞、雑誌、お菓子の袋でもかまいません( ̄∇ ̄)
なんなら英語も良いですね。
一石二鳥どころか、一石何丁にもなりますね!私もガンガンやろうと思います。
効果②唾液の分泌が多くなる
(参照 唾液の驚くべきパワー!!)
舌のトレーニングを始めると、すぐに実感すると思います。
口の中には唾液腺の出口が大小いくつもあり、
唾液の出口が刺激されると唾液の出がよくなるのです。
効果③小顔になる
(参照 小顔になるには、どうしたらいいの?)
舌のトレーニングをすると口周りの筋肉も動くので、刺激されてジンワリ疲労感があります。
老化や重力によってタルんだ顔の筋肉がひきしまり、
シワやタルミが減り、小顔にもなること、間違いなしです。
効果④イビキや無呼吸症候群の予防になる
(参照 なんでイビキをかくの?原因と対策!)
イビキの大きな原因の一つに、舌に筋力がなくダランとしていると、
仰向けになったときに舌がノドの奥をふさいで気道の入り口を狭くします。
そのため鼻から気道へと息が通るときに、音が出るのです。
そして完全に気道の入り口を舌がふさぐと・・・無呼吸となるのです。
息ができなくなって苦しいので、無意識に体や舌を動かして息ができるようにしているのですが、眠りが浅くなって疲れが取れず、昼間に眠くなるということもあります。
効果⑤表情が豊かになってコミュニケーション力が上がる
(参照 筋トレで、表情いきいき!)
つくづく思うのですが、表情が豊かな人って、見ていてとても楽しいですよね(^^)
もちろん、嫌な感情をむき出しにすることは論外ですが、笑顔をベースに、コロコロと表情を変えながらの会話は、相手の気持ちを和らげ楽しくさせてくれます。
舌をトレーニングすることで、表情をあらわす筋肉もよく動くようになりますよ(^^)
効果⑥むせなくなる!誤嚥性肺炎の予防となる
(参照 むせやすくないですか?予防と対策法あります!誤嚥性(ごいんせい)肺炎)
食べ物を食べるとき、舌がどう動いているか意識してみてください!
食べ物を右や左に運び、噛んで小さくなった食べ物を飲み込むときには舌の奥の方を使って、
ノドに送り込んでいるのがわかります。
試しに舌を下に置いたまま、一連の動作をしてみてください。詰まりそうで、ツラいです。
舌の筋力が低下していると、これに近いことが起き、ついには食べ物が食道ではなく気道の方に入ってしまうのです。
「むせる」とは、この時に咳き込んで出そうとすることですが、
ノド周りの筋力も低下していると、それが上手くいかずに気道から気管、
そして肺に食べ物が入って炎症を起こしてしまいます。誤嚥性(ごいんせい)肺炎です。
舌に筋力があると、食べ物を正しいところへ送り込みやすくなり、
このようなことを予防できます(^^)
トレーニングしてみてくださいね(^^)
舌や口周りの筋肉が衰えていた方ほど、軽い筋肉痛のようなものがあるでしょう。
筋肉に良い刺激をあたえた証です!
舌の筋トレは良いことだらけです。
筋肉がムキムキになってしまうことは無いので、ぜひ今から始めてくださいね!
最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
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