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【全体の1%】企業で働く歯科衛生士はなにをしてる?仕事内容やメリット・デメリットを紹介!

【全体の1%】企業で働く歯科衛生士はなにをしてる?仕事内容やメリット・デメリットを紹介!

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Q:歯科衛生士の業務をひたすらにこなしていると、ふと他の仕事につきたくなることってありませんか?

でも、今までの経験を生かして給料のいいところで働きたいし・・・

ってときに、企業で働くって選択肢。全然ありだと思います!

そこで今回は歯科衛生士の100人に1人未満しかいない企業で働くOL歯科衛生士について徹底解説しました。

企業で働く歯科衛生士の仕事内容とは?

①商品開発

商品開発をしている歯科関連の企業って、結構たくさんあります。

100円の歯ブラシなどの小さなもの売る会社から、500万円以上するユニットを売る会社まであって幅広い!

そんな会社の商品開発に携わっている歯科衛生士たちがいます!

レセプトのシステムを開発・運営している会社でも、歯科衛生士がインストラクターとして働いていることもあります。

歯科衛生士の専門知識があることで、臨床の現場でどういう必要があるのか、歯科医療従事者や患者さんの目線で提案ができるんですよね(*^▽^*)

②営業

開発された商品を実際に営業で売ったり、試供品を配ったります。

歯科衛生士としての深い知識があるので、説明なんかも具体的ですし、歯科衛生士同士だったりすると話しやすいんですよね(*^▽^*)

だから、またあの人に頼みたいなって思うのは、連帯感みたいなものが生まれるからなのかな(笑)

歯科衛生士ってそもそもコミュニケーション能力高めで、きれいな人が多いから、営業職に向いているのかもしれませんね。

③セミナー講師

歯科衛生士のセミナーにときどき参加しますが、セミナー講師をバリバリしている歯科衛生士、やっぱりかっこいいし素敵だなあっていつもウットリしちゃいます。

自信に満ちあふれてる人、逆に粛々と話をして実習の指導をしてくれる人もいて、どちらもその分野について本当によく勉強をしていることが伝わって来ます。なにより生き生きしていますよね( ´∀`)

歯科衛生士のセミナー講師たちは、企業のセミナー部門で講師の訓練をして、大学や歯科医師会に呼ばれたり、企業が主催するセミナーで講師をします。

余談ですが、大学病院で専門科の歯科衛生士をしていたら、セミナーのお手伝いを頼まれてするようになったという衛生士もいます。

企業で働くメリット・デメリット

【全体の1%】企業で働く歯科衛生士はなにをしてる?仕事内容やメリット・デメリットを紹介!

メリット

・歯科診療の臨床(現場)の仕事が苦手でもできる

ときどき、ビックリするほど手先が不器用な歯科衛生士がいます。学生のときクラスメイトでいましたし、臨床実習の指導担当をしていた時も、そういう学生がいました。

訓練をすれば手先の不器用さは少しずつ解消してくることが多いといえども、そのために相当な努力が必要だったりすると、歯科衛生士の仕事への熱意がダウンして来ます。

そこで、手先は不器用だけど、コミュニケーション能力が人一倍あり勉強が好き!という人は、企業では立派な武器となって自分の持ち味を生かして仕事ができます。

・向いている人には向いている

自分の興味がピンポイントで患者さんに向くというより、もっと広い視野でたくさんの人に喜んでもらいたいと思うタイプであれば、企業向きです。

「この商品を日本中の歯周病で悩んでいる人に使ってほしい!」
「このセミナーで悩める歯科衛生士の助けになりたい!」
「歯科業界を活性化したい!」

こんな歯科衛生士として視野を大きく持っている人にとって、企業は自分の思いを発信しやすい職場といえます。

・勤務日や時間が平日(月〜金)の8時間ずつ

企業の多くは土曜・日曜・祝日を休みにしていることがほとんどです。

また時間も8時間でお昼の休憩が1時間あって拘束時間が9時間程度です。(場合によっては残業もあります。)

歯科医院だと昼休みが長めなので、それだけ拘束時間が長いですが、企業の方が終わりの時間が早いメリットがあります。

・年収が高く、福利厚生がしっかりしている

個人経営の歯科医院よりも、基本給は多少低いかもしれませんが、賞与(ボーナス)が安定的に高めなので年収が高くなります!

さらに、企業は有給休暇も取りやすいし、社会健康保険や厚生年金も万全です。

対して小さな個人歯科医院だと、国民健康保険と国民年金を全額自己負担、なんてこともありますからね。(まれに一部を医院が出してくれるところもありますが…)

デメリット

・患者さんとの直接的な人間関係がない

企業だと患者さんとのコミュニケーションの機会はありません。

だから臨床が好きな方にとっては、患者さんの声を自分で聞くことができなくなるので寂しいと感じることも><

歯科医院専売の商品やセミナーの宣伝などは、対象が患者さんではなく、歯科医師や歯科衛生士が対象です。

商品の営業で小売店を回るときは一般の方に商品の説明をすることはありますが、「患者さん」としてではないので、臨床の歯科衛生士のような患者さんとの人間関係を築くことはないです><

・ノルマがある場合がある

企業における歯科衛生士の役割は、商品開発のほかに、実際に歯科医院や小売店に足を運んで試供品を置いてもらうために、営業販売することもあるんですよね(><)

企業によってはノルマがあって、それが結構キツイ!ということも。

歯科医院に勤める歯科衛生士に「ノルマ」はほとんど無縁なので、企業のデメリットと感じることもあるかもしれません( 一一)

・パートの募集は少ない

一時的に人員が足りない場合でないかぎり、企業でのパート募集はあまりないです。

あったとしても、人気が高い上に、「週3日以上で一日8時間」といった感じで、日数が多くて時間も長めかも。

歯科衛生士なつこ的まとめ

【全体の1%】企業で働く歯科衛生士はなにをしてる?仕事内容やメリット・デメリットを紹介!

「現場が大好き!!」
「患者さんと接したい!!」

という歯科衛生士でない限り、企業で働くのもスゴクいいと思います。

あとは勤務地や就業時間が自分の条件に合っっていれば、バッチリですね。

学生のときの仲間で企業に就職した人、いましたねえ。

その時は特別うらやましいとは思わなかったけど、歯科医院で仕事しているうちに「新卒で企業に入るって選択肢もアリだったなあ」と思った時期もありました(;^ω^)

私は臨床が苦手だからというより、企業なら「安定的に給料が高くて土日が休みだから」という理由ですけどね。

その時その時、自分なりにベストな選択をしてきたので悔いはないけれど、見学に行ったり情報集めをしても良かったなと思います。

でも、結婚して子どもを育てるという観点からだと、私の場合、子どもが小学校を卒業するまで家にいたかったので、近所の歯科医院でのパートは都合がよかったのです。

企業にいたら、きっと保育園に預けてまで仕事をしていなかったと思います。
もちろん、仕事が面白くて続けたいと思ったら、悩みに悩んで仕事を続けたかもしれませんが、こればっかりはわかりませんね( *´艸`)

悩める歯科衛生士さん、または学生さんの参考になったら嬉しいです。視野を広く持てなかったわたしの反省を生かしてください(><)!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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