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【歯科衛生士の悩み】歯科衛生士が妊娠したら読んでほしい記事!

【歯科衛生士の悩み】歯科衛生士が妊娠したら読んでほしい記事!

【読了目安:5分】

妊娠した!?おめでとう!

妊娠って、ほんとうに神秘☆彡

できそうで、できない。
でも、できなそうで・・・できる( ゚Д゚)

・・・まあ、いろいろありますけど、いざ妊娠したとなるとスゴク緊張しますよね(><)
自分とは別の命が、このお腹の中にあるんだなあと。

わたしは3人の母なので、これから妊娠を考えてる方、妊娠した方に歯科衛生士目線で情報をお届けできればと思います^ ^

一番下の方にわたし自身の妊娠した時の経験を書いています!

ちなみに、ツイッターでみんなの「第一子の出産時の年齢」についてアンケートをとったところ、20代後半が多かった!

まだ未婚の方は下↓の記事も参考にしてください!

20代前半で結婚する例と、34歳で結婚する例を出したりしながら、結婚と出産を考えて、結婚のタイムリミットを逆算したりしてます。

【歯科衛生士の悩み】結婚・出産のタイミングって?仕事との両立できる?

妊娠したら、いつまで働ける?

率直な意見としては、いつまで働くって、決められないし、決めたくない。自分の健康状態で無期限にさせてもらえないかなあ、と思います。

妊娠って、体に色々な変調が出てくるんですけど、人によって感じやすい人と感じにくい人がいるんですよね( ..)φメモメモ

しかも同じ人でも、1回目の妊娠、2回目、3回目・・・ぜんぶ違う!!

だから、勤務先には申し訳ないんですけど、いつまで働くってハッキリ言えない。というのが私の経験で思うことなんです。

かといっても、歯科衛生士の仕事って、じっと座ってできるものではないし、ドクターやスタッフ、そして患者さんに気を遣うかなりのハードワークです(*_*;

まあ、アチコチ動き回るのでそこそこ運動になるし、少し緊張感のあるくらいの方が、つわりなんかが感じにくいこともあるんですけど。

もちろん、できるだけストレスを感じないように安静にして、じっくりお腹の赤ちゃんを育てたいという人は、できるだけ早く長期休暇をとるか辞めればいいと思います。

でも、できるだけ仕事は続けたい歯科衛生士は多いはず。まずは院長に相談して、自分がどうしたいかをハッキリ伝えましょう。

このとき気を付けて欲しいのが、同僚や先輩に院長より先に相談しないことです。妊娠の情報が、最初に外部から院長の耳に入ることは避けたいからです。

勤務の継続にとても関係のあることなので、つい身近な人に相談したくなりますが、トップの雇用主である院長にしてみれば、「最初に相談してくれよ」と思うはず。自分だったそう思いますよね?

とにかく院長にまず相談。そして自分としてはこれからも働きたい、働きたくないをハッキリ言う。働きたいけれど、体の変化で母子の健康状態が危ぶまれる場合は、勤務を継続できない。そうなったらどうしたらよいか。

ぜひ遠慮せずに一緒に考えてもらいましょう!!

だって妊娠は、とーーーーーっても、オメデタイことなんですから!(^^)!

産休ってもらえるの?

正社員(常勤)、パート(非常勤)ともに、産休をもらえることになっています(^^)/

妊娠や出産を理由に、仕事を辞めさせることは、労働基準法で禁じられています。近年、働く女性を守る方向に国が動いていますからね(*^_^*)

ただ実際、「妊娠しました。産休をください!」と言えば、「はい、そうですか。産休をあげます。」と返してくれるとも限らないんです。

とくに規模の小さな個人経営の歯科医院の場合、ただでさえ人手不足傾向にある歯科衛生士が一人欠けることで、診療がスムーズに回らなくなることが予測できます。

出産した後も、育休やら子どもがいることで、就業時間や日数に制限ができてしまう可能性がある。つまり、これまで通りの勤務は難しくなるのではないか?

それならば代わりの人を雇い入れて、スムーズに回した方が経営にマイナス影響が少ない・・・と院長は考えるんですよね。

法律上、妊娠や出産を理由に辞めさせることはできないので、さりげなく「トントン」と肩を叩かれることがあるんです。「体が大変だろうから、ゆっくり休んで元気な赤ちゃんを産んだら?」と(;^ω^)

友人は、妊娠したら辞めるようにって、就活の段階で言われました( ゚Д゚)
始めから釘を刺されるっていうのも、スゴイです(´◉◞౪◟◉)

だから実際のところ、勤務先によって待遇がどうなるか分からないんですよね。就業規則にきちんと記載されていたり、先輩衛生士の末路を見てから就職を決めたいですよね( ;∀;)

産休っていつからいつまで?

スゴイ簡潔にまとまってる文章を見つけたので引用させていただきます。

「産休とは「産前産後休業」のことを意味します。産前休業は出産予定日を含めた6週間前から取得することが可能です。双子や三つ子等を出産する場合には14週間前から取得することができます。産前休業は必ず取得しなければならないわけではなく、希望する方が会社へ申請することで取得できる休業期間です。
これに対し、産後休業は法律により必ず取得しなければならないことになっています。原則、産後8週間は働くことができません。ただし、6週間を過ぎた後に医師が「働いても支障はない」と認めた業務については、本人の請求により働くことが可能です。産休を取得することができるのは女性のみで、労働基準法第65条にその権利が定められています。」

(参照:ボムスbyバイトル編集部 パートなら覚えておきたい産休・育休のあれこれ

妊娠を医院にいつ言えばいい?

妊娠はオメデタイことですが、なんとなく医院では言いづらいですよね(>_<)

それが小規模な医院で歯科衛生士が数人しかいないとなるとなおさらです。自分がフル稼働で働けなくなれば、他の人に負担がかかって忙しくさせてしまうのが予想されますからね。

でも妊娠が発覚したらすぐ、直属の上司や院長に伝えた方がいいです!!遠慮は無用です。

あれ?と思ったら、まずは妊娠検査薬で調べる人が多いと思うけど、それで陽性が出たら迷わず病院を受診し、病院でも妊娠が確認できたら、すぐに報告しましょ( ..)φメモメモ

妊娠検査薬で陰性であっても、まだ反応が出ない時期かもしれないので1~2週間後に再検査をして、病院へ行くことをお勧めします。

ナゼそんなにも早い段階で妊娠を院長に伝えるか・・・?

妊娠初期の15週(4カ月)は胎児が安定せず流産のリスクが高い期間だからです。ここで無理をすると取り返しのつかないことにもなりかねません(>_<)

出血はもちろんのこと、つわりは赤ちゃんから「ママ、ちょっと休んでね」というサインです。異常な倦怠感や熱っぽいのもまた、赤ちゃんからの「休んで〜!」のサインだと思うのです。

妊娠はケースbyケースで状態に違いはあり、今は大丈夫でもこの先どうなって行くかわからないもの。できるだけ早い段階で院長をはじめスタッフに知ってもらっておけば、不測の事態にみんなが対応しやすくなりますから(*^_^*)

院長はその辺の理解がある?風当たりはどうなの?

そう、働く女性にとって、この辺が一番心配なところなんですよね( ;∀;)

自分の体とお腹の赤ちゃんが、これからどう変化するか分からないわけですから、「絶対に医院にはご迷惑はかけません。」なんて無責任なことは言えないわけですからね。

院長が女性であっても、理解が得られるとは限らない。逆に男性院長に理解があったり。その院長の人柄によります(>_<)

あとは歯科衛生士である自分自身が、どれだけ医院にとって「カケガエノナイ存在となっているか」・・・だと思うんです。

結局のところ、人と人のつながり方が、結婚や妊娠といった転機のときに、良くも悪くも影響すると思うんですよね((+_+))

厳しいけど、自分自身の意向が通るか通らないかは、自分自身の魅力の在る無しによるんです。

院長だけでなくスタッフからの風当たりも、同じ・・・(_ _)

日頃から信頼関係を結んでいれば、オメデタイ妊娠の報告を必要以上に怖れることはないかな、と思いますよ(^.^)/~~~

妊娠して、働く時に気をつけること

絶対に無理をしない!

歯科衛生士って、責任感の強い人が多い。だからつい無理をしながら頑張っていることが多いような気がします(*_*;

多少カゼ気味でも、休む人がいない。そんなに咳してたら患者さんが口を開けたくなくなるんじゃないの?みたいな(笑)

でも具合の悪いときは悪いって、遠慮しないで言った方が絶対いいです!!

無理をしてこじらせると、長期に渡って休まなくてはならなかったり、最悪、退職しなくてはならない事態になる。マイナスの予定外のことが巻き起こってきます。

診療中、具合が悪くなったら身近な人にまず言って、歯科衛生士業務でも少し負担の軽い仕事をさせてもらいましょ。それも難しそうなら、医局で休んだり、早退したり。

妊娠中期になれば、母子ともに安定してくることが多いので、だいぶ楽になりますよ(´・ω・`)

お腹の赤ちゃんからSOSのサインを無視して、無理することはゼッタイに禁物です(*´ω`)

手洗いうがいをよくすること

医療人である歯科衛生士なら、多くの感染は手や口からだってことは知っていると思いますが、念のため。

最近では患者さんに接するときは、ほぼグローブとマスクを付けていると思います。だからか、結構カゼをひきにくいんですよね、私たち(*^_^*)

でも、妊娠中はどうしても免疫力が低下しがちなので、手洗いとうがいを励行しましょう!!

手洗いは石鹸で指先を中心にしっかりと。
うがいは、ガラガラうがいだけでなく、ブクブクうがいも十分にして、頬粘膜や舌についている雑菌を取り除きましょうね(^^)/

ちなみにレントゲン室は大丈夫?

レントゲン室は、放射能が室外に出ないように設計されているので安心です。
レントゲンの放射能自体も、とくにデジタルはごく微量なので問題はありません。
撮り終わった後に、レントゲン室に行っても安全ですよ(^◇^)

でも、なんとなく不安なようであれば、院長に相談しましょう。

出産一時金って?

出産一時金とは、健康保険組合からもらえる出産に対するお祝い金みたいなもので、社会健康保険だけでなく、国民健康保険からも一律の金額がもらえ、扶養家族も同様です。

子ども一人につき42万円で、双子の場合は84万円となり、妊娠4カ月以上での出産が条件で、健康保険組合に2年以内に書類を提出し申請します。

 

私ももらいました!

私ももらいました。といっても、結婚して夫の扶養家族になっていたので、夫がすべて手続きしましたが・・・(笑)

周りはもらった?

出産経験のある人は皆、もらっていまーす。

手続きは簡単?

書類を提出すればあとは待つだけ、の簡単なものですよ(^^)/

コメント

日本国民であれば、全員が何らかの健康保険に入っているわけで、健康保険加入者が出産した場合は一律で出産一時金は支給されます。

出産手当金って?

社会健康保険に1年以上入っていて、出産後に復職予定の人に支給される手当金です。

出産前42日間と、出産後の56日間に対して支給されますが、月給を日割り計算した額の3分の2を受け取ることができます。

国民健康保険の加入者や、社会保険の扶養家族に対しては支給されません。

私ももらいました?

私は結婚するとき退職して、そのまま仕事をしていなかったので、もらいませんでした。

周りはもらった?

以前の職場で、パートの歯科衛生士でしたが医院の健康保険に加入していたので、出産手当金をしっかりもらっていましたよ(*^^*)
でも、加入の健康保険によっては出産手当金がないものもあります。

歯科医師国保でも、所在の都道府県によって違うので、直接問い合わせた方が良さそうです(*´з`)残念ながら、市町村で加入する国民健康保険は、出産手当金はもらえません。

手続きは簡単?

健康保険組合に書類を提出すれば、支給されます。

コメント

出産手当金とは、産休中の生活のサポートを目的とします。

育休って?

「育児休業」の略で産休の後に取得できる休業のことです。

産休は女性しか取得できませんが、育休は男女とも取得することができます。
期間は最長で子どもが1歳6か月になるまでの間で、両親ともに育休を取得すると、子どもが1歳2か月になるまでの間、2人ともそれぞれ1年を限度に育休を取得できます。育休の権利は育児介護休業法第2条以下に定められています。

申請をした人の加入している雇用保険から支払われるもので、原則、子どもが1歳になるまでの間受給できます。女性の場合、産休後、つまり産後8週間後から、男性の場合は出生日もしくは出産予定日から育児休業給付を受けることが可能です。
特別な理由がある場合には、子どもが1歳6か月になるまで受給することができます。

参照

https://www.baitoru.com/contents/serial/0028.html

私は◯まで働きました。

私は結婚したときに歯科衛生士をやめたので、妊娠した時はまったくのフリー(*^_^*)
3人の子どもを出産し、そこそこ手がかからなくなるまで軽くしか仕事をしていませんでした。

他の人はというと、妊娠して辞める人、妊娠して具合が悪くなり継続が難しくなって辞める人、出産前で辞める人、出産して復職するつもりだったけれど育児が忙しくてやめる人・・・。

もちろん、育休をとって復職した友達もいますよ(^◇^)
でもどちらかというと少数派かな。

その時の医院の反応

いま思えば・・・いい意味でも悪い意味でも意外にドライな反応だったかも(;’∀’)

私の場合は結婚が理由だったけれど、「おめでとう!」と快く送り出してくれました。
オフィス街の歯科医院だったので、私の先輩も結婚して退職。

私の後輩もそうでした。常に新卒の歯科衛生士が順繰りに入って3~5年で結婚退職するという歯科医院だったな。

ドライといっても、もちろん院長はじめスタッフの方々に結婚式にも来てもらったし、その後7年くらい、忙しいときの助っ人として仕事してました。私も子育て中だったので、できるときだけお手伝いするという関係はちょうどよかったし(*^_^*)

私は妊娠・出産をはさんで働くという経験はしていないけど、かなりキツイことは確かだと思います。だって妊娠していなくても集中力や体力勝負の仕事で、大変なんだもの~( `ー´)ノ

頑張ってほしいけど、くれぐれも自分やお腹の赤ちゃんを最優先して無理せず働いてほしいと思います(^.^)/~~~

転職サイトを利用しよう!!

妊娠・出産で転機となって辞めたって、歯科衛生士はいろんな働き方ができるところが強み!!

自分の生活スタイルにあう転職先を探すには、間に入って質問したり交渉したりをすべて引き受けてくれる転職サイトは、たいへん強い味方でいてくれます。

自分の条件にあったところを探すところからやってくれますから、まだ利用したことのない方は、まずは登録・相談してみることをお勧めします(^o^)
自分の希望条件を整理する意味でも、いいですよ~。

最後におすすめの転職サイトを紹介して終わりにします。
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ジョブメドレーについて詳しくはこの記事↓にまとめました!ジョブメドレーの特徴、メリット・デメリット、登録方法、使い方、LINE活用法を解説しています。

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