【パパ・ママ必見】2歳で大切な知っておくべきこと!そこが知りたかった!
みんなには後悔して欲しくない(>_<)!
歯科衛生士をしていて、最近つくづく思うんです。
子供のときの生活習慣が、
大人になってもすごく関係が深いんだなって。
歯科衛生士であっても、
自分の子供を育てているときには知らなかったことが結構あって、
後悔していることがあるのです。
それは……
年齢に応じて大切なことがある!
年齢・年代別にお口や体の機能、
また知能や心の状態は違います。
一度しかその年齢はないので、
その時その時で大事にしたいことを、紹介しますね(^^)
親や周りの大人が知っているかいないかで、
後の状態に影響すると思います。
お役に立てたら嬉しいです ゚(゚´ー`゚)゚
2歳って、どんな状態?
少し不器用ながらも、いろいろな事ができるようになり、
なんでも挑戦しようとするお年頃٩( ‘ω’ )و
でも自分でやりたがっていても、
次の瞬間は「できないー!!」
と赤ちゃんになったりで、
周囲を驚かせますよね笑Σ(・□・;)
2歳になると、
大分しっかりと歩くようになり、活動範囲が広がります。
お口の中もどんどん成長し、
犬歯や奥歯もだんだん生えそろい、上下で20本になります。
3歳になるころには歯のかみ合わせも合ってくるので、
少し噛み応えのあるものも食べられるようになります。
でも、大人と全く同じものを食べさせるには、早すぎます。
噛むことって大事!
2歳児はまだまだ顎は発達の途中ですし、
歯も小さくて数も少ないので、
大人と同じものを食べようとすると、
丸飲みに近くなってしまいます。
噛まずに丸飲みをする癖がついてしまうと、
舌をほとんど動かさないので、
本来、上顎に付いていて欲しい舌の先が、
下にダランと下がってしまいます。
この状態を口腔機能発達不全症といい、
悪い歯並び、イビキや無呼吸症候群の一因になるのです。
また、よく噛まないで飲み込んでしまうので、
消化・吸収の効率が悪く、
下痢や便秘の原因になるばかりか、
栄養を十分取り込めません。
でも、温野菜や、ハンバーグ、刺身などの魚ならば、
噛んで軟らかくしてから飲み込むことができます。
水やお茶などがあると、たいして噛まずに流し込んでしまいます。
できるだけ飲み物は最後に出しましょう。
おやつは必要?
そうそう幼児には、おやつも大切です。
幼児は1度にたくさん食べることができないので、
朝・昼・晩の食事だけでは、栄養補給が足りないからです。
おやつは食事の前後2時間を目安にするとよいかと思います。
量は食事の半分くらいまでですが、
個人差があるので様子をみて加減してくださいね!
何を食べさせれば良いかというと、
噛める程度に柔らかく、栄養価の高いものがいいです。
ヨーグルトや蒸しパン、ふかしイモ、おにぎり、
チンしたリンゴ、バナナ、サラダせんべい、などが、
簡単で栄養の摂れるものがお勧めです。
市販のお菓子(ポ○キー、たべ○こどうぶつ、ポテトチップなど)も、
ときどき使うのは全然OKですが、
味が濃く添加物もたくさん入っていることが多いので、
たまに食べる、にしましょう(>_<)
また、ビスケットのような、
小麦粉と砂糖でできているものは、手軽ですが
歯についてむし歯になりやすいので
ほどほどに(>_<)
ジュースはやめた方がいい?
ここで重要なポイントがあります!(゚Д゚ノ)ノ
おやつの時にも水分補給は必要ですが、
甘いものを食べてからの
甘いジュースは避けた方がいいです。
糖分の摂り過ぎは、体を疲れやすくするなど害があるからです。
スポーツドリンクや乳酸飲料も同様です。
おやつのお供は、水かお茶!
最近、
水が飲めない人が増えているそうです(>_<)
また水道水を飲めない人もいるとか・・・
小さいうちからジュースや麦茶、お茶など、
色がついていたり買ってきたペットボトル入りのものを、
飲んでいるからのようです。
色々な考え方がありますが、
個人的には、
日本では問題なく安全に水道水が飲めると思います。
カルキ臭い人は、沸かしたお湯を冷ませば、十分ではないでしょうか。
お湯も体にいいですよ☻
歯科業界では、合言葉のように、
子どもやママ・パパに対して
「おやつのお供は、水かお茶」
と指導しています。
歯みがきの頻度は?
この写真は左手の親指が上の前歯の筋にあたりそうで良くないのですが・・・
結論から言うと、
「食べるたびに磨かなくてもいいですよ。」
ということです。
子どもは大人より小まめな栄養補給が必要ですので、
食べるたびに磨くのでは親も子も疲れてしまいます。
歯みがきタイムの一番大切な時間は、夜寝る前。
この時に一日の汚れをしっかりと取り去りましょう。
子供を仰向けに寝かせ、ひざの上に乗せます。
このスタイルには意味があって、
①頭が安定して磨きやすい
②歯科治療の台に乗る練習のため
ぜひ形から入ってもらいたいと思います。
歯医者嫌いをあとで直すのは大変ですからね(>_<)
歯みがきの方法を紹介します!
では歯みがきです。
水で湿らせた歯ブラシを小さく動かして磨きます。
歯2本に歯ブラシをあて20回くらいこすります。
圧力は少し歯肉が白くなる程度。
優しすぎるパパ・ママが多いのでご注意を(^^)/
少しづつずらして全部の歯の表面を磨きます。
奥歯が生えると歯の間がくっついて、
歯の間からむし歯になりやすいので、
デンタルフロスや、糸状ようじも使うといいですよ。
その後お水でお口をゆすいで、
米粒大のフッ素ジェルをつけることをお勧めします。
ちなみに、フッ素入りの歯みがき粉を使っても構いませんが、
唾液の分泌を促し、泡立つことが多いので、汚れが見えなくなりがちですので、
あまりお勧めはしません。
ブクブクうがいが上手にできるようになる目安は4歳。
まだお口をゆすぐことが難しいようなら、
湿らせたガーゼで上唇の中や下の頬っぺた側を拭ってあげるといいですよ。
意外とここに汚れが残っていて、
寝ている間に再び歯にくっついてしまいます(>_<)
特に上の前歯の表側は要注意ですので、
上唇の中はしっかりぬぐってあげましょう。
歯みがきタイムの一番大切な夜がしっかりできていれば、
朝や日中は機嫌のよい時を選んで歯磨きしましょう(^^)
卒乳していないならば、ぜひ朝も磨いてくださいね。
嫌がって磨けない?
このお年頃の子に歯みがきの大切さはほとんど理解してもらえません。
嫌なことは絶対しない!と主張がはっきりしてきますので、
好きな曲をかけてあげるとか、
歌を歌ってその間だけ歯みがきするなど、
ガマンが必要な時間の目安を、子どもに伝えることで安心します。
ゴールをチラつかせるのです。
絶対に怒りながら、
または脅して歯みがきそしてはダメですよ(>_<)
キャラクターの歯ブラシを何本も用意して、
その時の気分で選ばせてあげるのも、
歯みがきタイムを楽しくできるのでお勧めです。
そこまでやっても、むし歯になる場合がある
このように歯みがきをしていても、
完全にむし歯を予防するのは至難の業です。
赤ちゃんは本来むし歯菌を持たずに生まれてきますが、
大人の唾液に触れ、むし歯菌を持ってしまいます。
そしてむし歯になってしまうのです。
じゃあ、むし歯菌をうつさないようにすればよいのでは?
結論から言って不可能に近いと思います。
仮に、どんなにママ・パパが頑張っていても、
不意に祖父母や友達が赤ちゃんと接触することもあります。
赤ちゃんは、ほかの人とコミュニケーションをとりながら成長するもの。
歯みがきや飲食習慣で、むし歯が予防できればいいと、
私は思います。
まとめ
小さい頃からママやパパが子どものお口に関心をもっていれば、
お口の健康は守れるはず。
そのために、小児歯科専門医のいる歯科医院で定期的に診てもらって、
いま子どもに必要な、予防や食育のことをどんどん教えてもらうといいですよ!
それはいつか・・・
子どものありがとうにつながるかも・・・(^^)
最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
ぜひコメントください!
ではまたお会いしましょう(^^)
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皆さんに良い情報を伝えられるよう日々精進しています(*^^*)