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【パパ・ママ必見】子どもの悪癖の直し方!!専門家の裏技を教えます!

【パパ・ママ必見】子どもの悪癖の直し方!!専門家の裏技を教えます!

 

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はじめに

 

大隈 重信

 

「もうー!!なんで変な癖が直んないのー!!」

「いくら言っても直らないんですー。

 

子どもの直して欲しい癖や習慣に対して、

おうちの方々は一生懸命になるあまり,

イライラからこんな叫びが口から出てしまうのは仕方のないこと・・・。

一生懸命であればあるほど成果が出ないのは、確かにツラいですよね。

 

ただ、子どもを思う気持ちより、

自分の努力をいたわる気持ちが勝ってはいないでしょうか。

 

「自分のために言ってるんでしょ。」

 

私がむかし、中学生の息子に言われた言葉です。

だらしなくしている息子に、小言をいったことがありました。

息子を思っての小言でしたが、息子にしていれば余計なこと。

だらしなさを正すことを必要と感じていないし、

むしろ私のイライラを察知して、先程の言葉が出たようです。

 

ドキッとしました。

 

息子のだらしなさを正さないことで、

自分が悪い親だと他人から見られたくない思いが、

確かに心の一部にあるんです。

 

子どもは意外に冷静に親を見ています。

そして子どもであっても、客観的に物事を考える力があるんです。

 

理論的に、こういう理由があるから、

悪い癖や習慣を直さないと将来いろいろな問題が起こるということを、

年齢に合わせて根気強く話して聞かせることが必要なんですよね(>_<。)

 

今、息子は大学生となり、私の強力なサポーターでもあります。

だらしなさは・・・一部健在ですが、本人が経験から学べばいいのかなと、

私も母として成長し、寛容になりました(~_~;)

 

子どもの可能性を信じて、

時間はかかるかもしれませんが、

少しずつお口の悪い癖を直していきましょう!!

 

 

指しゃぶり、おしゃぶり

 

 

指しゃぶりやおしゃぶりは、赤ちゃんがおっぱいを飲んだり、

哺乳びんでミルクを飲んでいた名残だということは、言うまでもないことです(^o^)

 

おしゃぶりは、単純ですが与えないようにします。

卒乳と同じように、最初は泣いて欲しがりますが、やがて・・・あきらめます。

 

根比べですので、大人が負けてしまわないよう、がんばりましょう!

お酢を塗っておく、という方法もアリだと思います。

 

指しゃぶりは、

「お父さんが痛いって言ってるよ」とか「お指が痛いって泣いたよ」など、

わかるようなわからないような作り話でも、子どもは単純に信じるようです。

 

また、ある保育園では指しゃぶりをしている子がいると、

先生が有無を言わず「シュポッ!」と抜くそうです( ̄∇ ̄)

効果はかなりあるようです。

 

大きくなればなるほど、お口への悪影響が出るだけでなく、

指やおしゃぶりに対して「こだわり」が強くなるので、

2歳くらいにはやめさせたいですね!

 

【パパ・ママ必見】指しゃぶりはいつまでしていいの?やめさせ方は?

 

爪かみ癖

 

3歳から小学生に多い癖ですので、どうして良くないのか、

続けるとどうなってしまうのかを、悪い結果を写真などで見せると効果的です。

 

女の子の場合は、好きな色の子供用マニキュアを塗ってあげると良いですよ(((^-^)))

きれいな爪を汚くしたくないという思いと、

マニキュアを食べたら体に良くないという思いが、

癖を直すモチベーションになるようですよ(^_^)V

 

早食いや、良く噛まない習慣

 

 

比較的、食事の時間に余裕のある夕食で、ひとくち30回噛むようにします。

全部やったらとても大変なので、最初の5分は頑張るようにし、

あとは出来るだけ噛むようにします。

 

また、飲み物を添えないようにすることも、とても大切です。

水分で流し込んでしまうからです。

 

食べ物をよく噛んでいると、自然に唾液が出てきて消化・吸収を助けようとします。

 

知ってなるほど!唾液の驚くべきパワー!

 

テレビを見ながら食べるのも、噛むことに集中しないので、せめて最初の5分は消すといいですね(*^_^*)

 

口呼吸や、口をポカンと開けている癖

 

 

3歳くらいから習慣化してしまうので、そのままでいるとどうなってしまうのか、

写真などの視聴覚を使う方法は、印象に残っていいと思います。

ポカンと口を開いた間の抜けたお顔の写真や、滑舌の悪い人の動画を見たら・・・

心に響くのではないでしょうか。口元がゆるんでいるので、美しいとは言えませんから。

 

意外と知らない「口を開けてる」7つのデメリット・原因と対策!

 

一番のお勧めは、ブクブクうがいです。

これをしっかりすることで、口周りの筋力を強化でき、閉じやすくなります。。

ブクブクうがいは、出来ているようで出来ていない人、意外に多いんです!

しっかり10~30回ブクブクうがいをすると、

初めは口の周りの筋肉が疲れますが、だんだん筋肉が鍛えられますよ。

 

4歳未満の子どもは少し難しいこともあるので、

空気を入れてブクブクの練習をするとか、お風呂で遊び半分で練習すると、

気長に続けられます。楽しい方がいいですものね(^o^)

 

口にテープを貼る方法もあります。

すぐに外れてしまいますが、「貼られる」ということ自体に嫌悪感をもって、

口を閉じようとすることが多いようですよ。

 

貼り紙をする、なんて古典的な方法もありますが、

ハッと気付いて意識をもつことができるので、効果的です。

口元がゆるむのは、テレビを見ているときなどリラックスしている時が多いので、

テレビの画面に「口を閉じる」と書いている歯科衛生士仲間もいます(^o^)

 

意外と知らないうがいの正しいやり方!

 

舌で前歯を押したり、歯のスキマから出す癖

 

 

3歳過ぎても癖があるようなら、本人は無意識なので鏡で見せるといいです。

「舌が見えてヘビみたいだよ」と優しく指摘すると、

ハッとすることもあるようですよ(・u・)

 

 

滑舌(カツゼツ)を治す!「効果抜群‼」舌トレをしよう!

 

口唇を噛む癖

 

 

唇を噛むことが多いので、乾燥してひび割れ痛々しいです。

本人はその原因が、唇を噛む癖が原因であることに気付いていないことが多いので、

優しく指摘するだけでも変化があります。

口をしっかり閉じて、奥歯でよく噛んで食べるようにします。

食べこぼしたり音が出るのは、赤ちゃんか年寄りだと、話をするのも良いでしょう。

 

べちゃべちゃ食べ

 

口を閉じて奥歯で噛む、これだけです。

食べこぼしたり音が出るのは、赤ちゃんか年寄りだと、話をするのも良いでしょう。

立派な大人でもべちゃべちゃ食べの方は結構いますが、

マナーとしても子どものうちに直した方が絶対いいです。

 

ほおづえ

 

 

無意識でしていることが多いので、優しく繰り返し指摘することで改善します。

 

異常嚥下癖

 

 

飲み込むときに舌が前に出てしまう癖ですが、

舌を上顎に上げるトレーニングをすると、癖が改善することが多いです。

ガムを丸めてから、舌の上面を使って上顎にくっつけ、平たくします。

舌をしっかり押しつけて広げると、舌の筋肉がかなり強化されて、

飲み込むとき舌が上顎につくようになります。

 

ただし、口の中の組織に問題がある場合は、難しいことがあります。

舌の裏側にある舌小帯に異常がある場合は、

いくら舌を上に上げようとしても上がらず、

飲み込むときにどうしても舌が前に出てしまいます。

 

簡単な手術をしてから舌のトレーニングをすると改善しますので、

小学校入学までに済ませることをお勧めします。

 

まとめ

 

子どもにもそれぞれ、人格があります。

たとえ親であっても、土足で踏み込むようなことをしてはいけません。

 

指しゃぶりや爪かみ癖は、不安などのストレスを緩和している行為ともいわれ、

単純に「悪い癖」と決めつけて強制的にやめさせると、

違った癖ができたり、心が不安定にある恐れもあります。

 

子どもの様子を見守り(干渉するとは違いますよ!)、

「愛をもって、教える」なら、

いつか必ず子どもの心に届きますよp(^^)q

 

 

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