歯が溶ける原因は、むし歯以外にもあった!
読了目安:[1分]
酸はとっても歯に悪い!
むし歯は歯が溶ける病気だって、知っていますか?
むし歯の菌が糖をたべて酸をだすので、歯が溶けてしまいます。
でも歯が溶ける原因は、それだけではないのです。
ふだん私たちが口にするものも、歯を溶かしていたのです・・・。
共通項は酸です。
炭酸飲料やすっぱいものということです。
炭酸飲料
炭酸飲料に抜いた歯を一晩浸けておくと、歯の周りが溶けるという実験がありました。
本当に溶けるんです!(要、実験確認)
試しに、炭酸飲料を口に含んだあと出し、歯と歯をこすり合わせてください。
「ギシギシ」とした嫌な感じがしませんか?
砂糖もたっぷり入った炭酸飲料は、歯の大敵!!
ときどきの楽しみで飲む程度にしておきましょ(>_<)
グレープフルーツ、キウイ、レモン
毎日食べるという年配の方が意外に多いんです。
確かに体には良いのですが、歯は確実に溶けます。特に酸味の強いものは、結構溶けます。
奥さん手作りのレモンジュースを毎日飲んでいるという患者さんがいました。
特に前歯の硬い表面が、溶けて黄色い歯になっていました(;_;)
酢、クエン酸
酢の物は、やはり体には良いのですが、ダラダラと時間をかけて食べていると、歯が溶け出します。
クエン酸は、ビタミン補給の飲み物に多く入っていて、常飲していると歯が溶けることがあります。飲んだら水でブクブクうがいを、しっかりしましょう!
梅干し
梅干しって、本当に酸っぱいですよね。
思い出しただけで唾液が出ます。
梅干しの酸味を薄めようと、唾液が出るんですよね。体って、よく出来ています。
酸は歯を溶かすので、唾液が口の中を中和して、歯が溶けないようにしてくれているのです。
(参照 知ってなるほど!唾液の驚くべきパワー!)
まとめます。
歯を溶かすのは、すべて「酸」が原因なのです。
そしてなんと、唾液が歯を治してくれてたのです!
しかし酸が長く口の中にあると、唾液の分泌が間に合わず、歯は溶けます。
食べたらまず、お水でブクブクうがいをし、唾液を十分歯にしめらせた後、
歯みがきするといいですよ。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
ぜひ気軽にコメントください!
少し下の関連記事も参考にどうぞ(^^)