ベロが白いのきったない!口クサ卒業計画!バイ菌ばいばいきん!
読了目安:[3 分]
ベロが白いのはカビるんるん!
鏡の前でベーッと舌を出して、自分の舌を観察することはあまりないかもしれませんね。
しかし、舌の状態から健康状態を読み取ることができ、特に東洋医学では「舌診」を必ずします。(参照 舌で病気がわかる?)
舌の上に、白や黄色っぽく、ベッタリしたものが付いていませんか?
それが舌苔(ぜったい)です。
舌苔って、なにもの?
舌には舌乳頭というブツブツが、びっしりと付いています。
そこに味を感じる部分があります。
ブツブツした表面には食べかすが残り易いので、細菌が繁殖して白く付きます。
歯に付いた食べかすに細菌が繁殖して、白い歯垢になるのと同じようなものです。
舌苔や歯垢は、細菌や細菌の排泄物のカタマリなので、臭いニオイを放つのです(>_<)
うぎゃああああああ(><)
舌は、ブラシでみがけばいいじゃん!!
ベッタリと付いている舌苔は、舌用のブラシで軽くなぞって少しずつ取ってもいいです。
ただし、舌の白いもの全部が舌苔とは限らないので、完全なピンク色になるまで、
きっちりみがく必要はありません。
舌はもともと薄いピング色をしていて、舌乳頭の先端は少し白っぽいからです。
ゴシゴシ取ろうとすると、かえって角化して白くなり、傷が付いて余計に細菌が繁殖します。
あくまでもベッタリとした舌苔だけを、軽く取りましょう。
食事のあと歯みがきをする時、舌の表面をそっとなぞり、食べかすを取る程度で十分です。
ブクブクうがいもしっかり行い、細菌を洗い流しましょう!
(意外と知らないうがいの正しいやり方!ブクブクうがい、ガラガラうがい)
どんな人が、舌苔(白いやつ)が付きやすいのさ?
ズバリ!口呼吸の人です。
鼻で呼吸をしていても、口がポカンと開いている人も同じです。
唾液で潤っていれば、被膜となり細菌を洗い流し抗菌してもらえるのに、
口を開いていると唾液(細菌の繁殖を抑える)が働くことができないからです。
(意外と知らない「口を開けてる」7つのデメリット・原因と対策!)
(知ってなるほど!唾液の驚くべきパワー!)
また、加齢や病気、ストレスなどによって唾液の量が少ない方や免疫力が低下している方も、
舌苔が付きやすいです。
(唾液が湧き出す!マッサージ法!)
ほかにも、舌が白くなることってあるの?
タンが絡まる人(>_<)
風邪などでタンが出て、舌にへばりついて細菌が繁殖し、定着して白くなることがあります。
タンをしっかり吐き出すことのできない、年配の方に多いようです。
カンジダ症(薬をよく飲む人)
薬の副作用などで、口の中にカビの一種であるカンジダ菌が増えて起こる病気です。
舌が白くなるだけでなく、舌の下や上顎、頬の内側の粘膜も白くなります。
炎症を起こして痛みを感じることもあります。
口腔がん(口の中のがん)
口の中にできる「がん」で、舌の側面や先端の一部だけが白くなります。
なかなか治らない赤みや、白くレース状になっているものは、がんの前兆の場合もあります。
以前、定期検診に来ていた患者さんにこのような症状がみられたので、
大学病院へ行ってもらったことがあります。
組織検査の結果、がんを早期発見・早期治療ができ、今もお元気です。
(定期健診行くのめんどくさい!なんでいくのさ!年齢別に徹底解説)
歯医者さんに聞いてみるのがベスト(>_<)
舌が白いと言っても色々な要因があります。
歯医者さんへ行って状態を診てもらい、
それにあった対策をお勧めします。
歯医者さんにわざわざ行くのが面倒くさいよ(>_<)
ということであれば、わたしに気軽に質問してみてください(^^)/
どんなことでも喜んで、お答えしますよ(^^)/
最後までお読みいただき本当にありがとうございました(^^)
ぜひ気軽にコメントや質問ください!
少し下の関連記事も参考にどうぞ(^^)